年収を上げたい!これは誰もが思っていることですよね。
今回は収入が高い、いわゆる「お金になる仕事」についてまとめました。
意外と知られていない職業でも収入が高く、狙い目のものもありますので、年収を上げたいと考えているならぜひチェックしてみてください。
とはいえ30代、40代以上の方からすると、今から別の仕事で高収入を目指すのは、現実的になかなか難しい部分もあります。
ただそういった方でも、副業なら無理なく収入を増やすことが可能です。
そのため今回は、本業向けだけでなく、副業向けとしておすすめできる「お金になる仕事」についても紹介していきます。
ぜひ、あなたに合った「お金になる仕事」をみつけてください。
【年収別】金になる仕事一覧
まずは年収別にお金になる仕事を紹介していきます。
中には資格を必要とせず、他業種からの転職でも目指せるものもあるので、ぜひチェックしてみてください。
年収600万円台が可能な職種
まずは年収600万円台が目指せる職種です。
代表的なものを以下に一部抜粋します。
- コンサルタント(営業・マーケティング)
- コンサルタント(生産・物流)
- 金融営業
- 海外営業
- システムコンサルタント
- インターネットサービス企画
- 建設コンサルタント
- 設備管理
- 税理士
(マイナビ転職 2022年版職種別モデル年収平均ランキングより)
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/01
600万円以上稼げる仕事には、コンサルタント、営業、ITエンジニア関係が多いですね。
これらは仕事内容にもよりますが、基本的に特別な資格は必要ありません。
そのためこれから紹介するさらに高い年収が狙える仕事と比べれば比較的始めやすく、業務をやりながら知識や経験を蓄えていくことでさらなる年収アップも目指せます。
ただそうはいってもスキルが必要なので、他業種からの転職はそう簡単ではないでしょう。
年収800万円台が可能な職種
つづいては年収800万円台が目指せる職種です。
代表的なものに以下のような仕事があります。
- 弁理士、特許技術士
- 営業、企画営業(個人向け)
- 金融営業(個人)、リテール、FP
- 不動産営業
- システムコンサルタント
- セキュリティコンサルタント
- 経営幹部
- クリエイティブディレクター
- 用地仕入
(マイナビ転職 2022年版職種別モデル年収平均ランキングより)
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/01
平均年収が800万円を超えてくるものは、専門的な知識や高いスキルが必要な仕事が多いです。
そんな中でも比較的結果を出しやすいのは営業職になります。
もちろん結果を出そうと思うと営業スキルは必須ですが、コミュニケーション能力が高い人であれば努力次第で大きな結果を出せる可能性は高いです。
営業職は向き不向きによるところも大きいので、そういう意味では多業種からの転職でも十分にチャンスはあります。
年収1,000万円台が可能な職種
最後に年収1,000万円台が目指せる職種は、以下の4つです。
- コンサルタント(経営戦略)
- システムアナリスト
- アクセス解析、統計解析
- コピーライター
(マイナビ転職 2022年版職種別モデル年収平均ランキングより)
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/01
これらの仕事は年収1,000万円に手が届くだけあって、どの仕事も高いスキルを要求されます。
経営コンサルタントは企業を相手にコンサルを行う仕事です。
一企業の業績を左右する仕事なので、かなりシビアに結果を求められます。
システムアナリストとは、SEなどより更に上の役割を担う仕事です。
コンピューターシステムの導入や計画を行ったり、システムがしっかりと稼動しているのか確認したりする幹部的役割を担っています。
Web制作やシステムエンジニアの仕事を経験している人が将来的に目指すポジションなので、未経験者が転職後すぐになれるような職業ではありません。
アクセス解析、統計解析も会社の業績を左右する大変な仕事です。
データ分析を行いながら広告の運用やコンテンツ制作などの施策を提案します。
こちらの仕事も、やはり数字には相当シビアですね。
コピーライターは、商品を売るための文章を考える仕事です。
文言を1つ変えるだけで売上が大きく変わる世界なので、やはりそれ相応のスキルや実績が求められます。
もちろん数字にかなりシビアですが、特別な資格は必要なく、個人としても仕事を請けやすいため、ほかの3つに比べればまだ目指しやすいかもしれません。
このように年収1000万円クラスはどの仕事も簡単ではなく、とにかくシビアに結果を求められます。
そのため転職しようとしても、今までの積み上げがないと現実的にはかなり難しいでしょう。
転職で年収は上がる?
転職支援を行っているエンジャパンのミドルの転職で「どのぐらい年収が上がったか」というアンケートを実施しており、以下のような結果が出ていました。
- 101万円から200万円程度のアップ:6%
- 51万円から100万円程度のアップ:25%
- 1万円から50万円程度のアップ:27%
- 横ばい:27%
参照:
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14379.html
ご覧のように半分以上の人が年収アップを勝ち取っています。
金額的には、現実的なところで数十万円アップ程度といったところです。
たとえば「年収450万円の人なら500万円くらいまで上がる」という感じですね。
年収アップを実現できたのは、下記のような人たちです。
- 今まで正当な評価を受けていなかった
- 年齢より能力主義の職場に転職した
- 専門スキルを持った人材が少ない職場だった
こういったケースだと、前の職場より評価されて年収が上がることが多いようです。
年収を上げたいなら副業(複業)もおすすめ
とにかくお金になる仕事がしたいと考えているなら、転職だけでなく、副業(複業)についても検討することをおすすめします。
高年収の職業をいくつか紹介してきましたが、ほとんど資格が必要なもの、あるいは資格が必要なくても一定水準を満たしていないと対応できないものばかりです。
そのため、何の知識もなく、いきなり年収の高い仕事に就くというのは事実上不可能に近いといえます。
そうなると転職ではなく、副業での年収アップの方が現実的です。
今ある年収にプラスで乗せるかたちになるので、自分の得意ジャンルで無理なく収入を増やすことができます。
焦ることなく自分のペースで続けられるので、人によってはコツコツやっているうちに副業の方が稼げるようになってしまい、本業の方を辞めてしまう人もいるほどです。
最初は趣味のようなかたちでやっていても、続けていくうちに収入が膨れていくことも十分にあり得ます。
副業向きの金になる仕事10選
ここからは、副業(複業)に向いているお金になる仕事を10種類紹介していきます。
どれも本業にできるポテンシャルを秘めている仕事なので、ぜひ参考にしてみてください。
アフィリエイト
アフィリエイトはサイトやブログで商品を紹介して、購入してもらった場合に報酬が発生する仕事です。
単価が低いものだと1件当たり100円程度ですが、クレジットカードの登録など報酬が高いものだと1件だけで1万円を超えるものもあります。
アフィリエイトは稼げるまで時間がかかりますが、一度軌道に乗ってしまえばほぼ不労報酬のようなかたちで毎月の収入が期待できます。
中にはアフィリエイトで月に数百万円稼ぐ人もいるほどなので、夢がありますね。
また、初期費用も比較的少なくて済むため、始めやすいのも特徴の1つです。
ブロガー
ブロガーもアフィリエイトと似たような仕事です。
ブログ内で商品を紹介したり、あるいは広告を貼り付けたりして収入につなげていきます。
芸能人の場合はブログ運営社や企業とコラボして一定の収入が確保されていますが、一般人の場合は超人気ブログにならない限り、大きな収入アップにはつながりません。
まとまった収入を得るためには、記事をたくさん更新するなど地道なアクセスアップが必要になってきます。
各種代行業
代行業務はその名の通り、いろいろな作業を代行をしてお金を稼ぐ仕事です。
たとえば以下のような代行業務にニーズがあります。
- 運転代行
- 墓参り代行
- ワンちゃんお散歩代行
代行業務は、代行業者に登録しておいて必要な時だけ出勤するかたちで仕事をします。
毎日仕事があるわけではなく、依頼者の要望があった時だけ稼動するシステムです。
代行業者に登録しているだけだと、1件あたりの単価は良いのですが、安定的に仕事が入ってこない可能性があります。
たくさん仕事がしたい場合は、クラウドソーシングサイトなどを活用して自分から仕事をとりにいく必要がありますね。
チャットレディ
チャットレディは、女性が自宅のパソコンやスマホなどを利用して、お話をしたり、パフォーマンスをしたりして稼ぐ仕事です。
1時間あたり数千円ほど稼げるので、割の良いバイトだといえます。
一般的にチャットレディはアダルトとノンアダルトに分かれており、より過激なアダルトのほうが収入は良いです。
ただ業務上の精神的ストレスを受けることがあったり、ストーカー被害などのリスクもあったりするので、そういったデメリットも考慮して仕事をする必要があります。
せどり・転売
せどりとは、商品を安く仕入れて高値で売り、その差額分で稼ぐ仕事です。
世の中にはあまり出回っていない商品を入手できるルートがあれば、効率的に稼ぐことができます。
たとえば、海外のネットで洋服を購入して、それを日本で売る方法も効率が良いです。
国によっては非常に安価で手に入るものが日本では高く売れることもあるので、差額分で大きく稼ぐことができます。
もちろん日本のオークションサイトなどに眠るお宝を掘り当てて売るという方法もありです。
もしくは身近な雑貨屋や中古屋さんに足を運んで、お宝品をゲットし、それをネットで転売する方法もあります。
このようにせどりは再現性や自由度が高いことから、副業としての人気が非常に高い仕事です。
YouTuber
YouTuberはYouTubeに動画をアップして、再生数に応じて発生した収益で稼ぐ仕事です。
YouTubeにはGoogle AdSenseと呼ばれる広告を使うことができます。
動画が再生され、この広告が表示されればされるほど収益があがる仕組みです。
100万回以上再生になれば、副業として十分な稼ぎを生み出すことができます。
ちなみに1再生につきいくらというのは、明確には決まっていません。
ただ、広告によって単価は異なりますが、1再生で貰える収益には1円にも満たないことがほとんどです。
また実際にやってみるとわかりますが、一般素人が動画をアップしても数百程度の再生数で終わるのが関の山です。
そのため何か人を惹きつけるような動画や目新しいものがないと成功できないので、お金を稼ぐ手段としては決して簡単な方法ではありません。
Webライター
Webライターは、クラウドソーシング系のサービス、または個人で企業と契約し、記事を執筆してお金を稼ぐ方法です。
初心者は1文字0.3円程度ですが、上達者になると1文字1円から3円と高単価で契約することができます。
文章を書くのが好きな人、色々な物事にアンテナを張って知識を吸収したい人に向いている仕事です。
ただ、適当な仕事をしていたり、厳しい発注元から仕事を請けたりすると、修正が大量に発生して割の悪い仕事になってしまうケースもあります。
そのため、Webライターとして仕事をするならライティングスキルを上げようという意識が必要です。
あとはもちろん、ほかの記事をコピペするのは禁止なので、絶対にやらないようにしましょう。
フォトストック
フォトストックは写真家におすすめの副業で、写真の販売をして収益を得ます。
写真は自分のセンスで撮影したものでも良いですし、相手の要望に合わせて撮影したもの良いです。
ただ、ネット上には無料の写真が多く出回っているため、希少性のあるものでないとなかなか買い取ってもらえません。
写真を買い取る人は、鮮明さより希少性や独創性を重視して依頼することが多いです。
また、写真を買い取る人は事業に合わせたイメージ画像を望んでいることも多いので、テーマを決めて写真を撮るのも効果的です。
たとえばクリニックをイメージした写真、病人をイメージした写真、仮病をイメージした写真、などですね。
輸入ビジネス
輸入ビジネスは海外ブランドなどを扱い、注文が入ってから発注し、それを転売する仕事です。
特に海外に住んでいて、海外のショッピングサイトなどを網羅している人に向いているビジネスだといえます。
現地から直接発送することもできるため、英語のできる人や海外生活が長い人がよく取り組んでいるビジネスです。
日本にいながら実行することもできますが、その場合は海外での発送トラブルなどに対応するのが難しいという問題があります。
RMT・ゲームアカウント販売
ゲームが得意な人は、ゲームで収入を得る方法もあります。
大会などに参加して賞金を得るのも1つの方法ですが、それ以外にも自分のゲームアカウントやレアアイテムを転売することで収益を得ることが可能です。
とくに人気が高いゲームほど需要があり、たとえばドラゴンクエストのゴールドを転売するだけで数万円になることも。
ゲームをやりつくして飽きてしまったときにもオススメです。
実際そういったゲームのステータスやキャラクター、アイテムなどを転売できるサイトもあります。
ゲーム好きならチェックしてみましょう。
まとめ:金になる仕事を副業にすれば年収は大幅に上げられる
以上、今回はお金になる仕事を、本業向けと副業向けに分けて紹介してきました。
転職で年収アップを目指すという手段もありますが、順調にキャリアアップをしていない場合はなかなか難しいのが現実です。
無理に難しい仕事に転職しても上手くいかず、結局収入が下がってしまうこともあります。
そのため、リスクを抑えつつ年収を上げたいなら副業(複業)がおすすめです。
副業なら今の収入を残した状態で新たな収入源をつくることができます。
失敗したときのリスクが少ないだけでなく、無理に難しい仕事に手を出さなくても良いため、成功率が高いのがポイントです。
ぜひ自分に合った方法で、お金になる仕事を探してみてください。