贈答品などで自宅に眠っている、高そうなお酒。
好みでない、そもそもお酒を飲まないなどで飲む機会は無いけれど、捨てるのは勿体無い…。
そんなお酒は、専門業者に買取してもらうことが出来るんです。
お酒を売れるなんて、ちょっと想像したことが無い方も多いかもしれません。
しかし年代物のワインなど、高価なお酒はブランド品のように買取店で高値で買取してもらうことが出来ます。
この記事では『どのようなお酒を売ることが出来るのか』『どんな買取方法があるのか』『高く売るためにはどんなコツがあるか』をまとめました。
飲まないお酒の処分方法を考えている方の参考になれば幸いです。
売れる酒の種類とは?
まずは売れるお酒の種類と代表的な銘柄についてまとめてみます。
ウイスキー
ウイスキーにはスコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、そしてジャパニーズウイスキーと様々な種類がありますが、どのウイスキーでも銘柄と年代によって高額買取されています。
『マッカラン』シリーズなどは高級ウイスキーとして有名です。
ジャパニーズウイスキーも高額取引されており、サントリーやニッカのウイスキーがよく売買されています。
『山崎』、『白州』、『響』などが代表の銘柄となります。
ブランデー
ブランデーは高級なお酒としての認知度も高いですね。
有名なものはやはりフランスのバカラ社のクリスタルボトルに入った『バカラボトル』のシリーズです。
『レミーマルタン ルイ13世』や『ヘネシーリシャール』などの高級ブランデーになると、空瓶だけでも数万円という価格がつく程のお酒となります。
ワイン・シャンパン
身近で高級酒というと『ワイン』を挙げる人も多いかと思われます。
ブランドのみならずその年代で大きく価値の変わるワインは、保管にも気を使わなければならない大変デリケートなお酒です。
高級ワインといえば『ロマネ・コンティ』がその代名詞と言えます。
世界中のワインの中でも最も高価なものとして名高く、売却すればかなりの高額査定が期待出来るでしょう。
高級シャンパンの代表格は『ドンペリ(ドン・ペリニヨン)』ですね。
日本では特にホストクラブのシャンパンタワーなどで有名ですが、高級シャンパーニュにはドンペリの他にも『クリュッグ』や『サロン』といった銘柄があります。
日本酒・焼酎
あまり馴染みはないかもしれませんが『日本酒』『焼酎』にも高額査定がつけられている希少価値の高いお酒があります。
高級日本酒だと『十四代』辺りは有名なので聞いたことがあるかもしれません。
焼酎は幻の焼酎などとして何点かよく知れ渡っている銘柄があります。
『魔王』『赤兎馬』『森伊蔵』『百年の孤独』などはレアな焼酎としてお酒を飲まない方でも一度は耳にしたことがある銘柄かと思われます。
一般人でも入手のチャンス自体は多いお酒ですので、もし余らせていれば買取査定に出してみても良いでしょう。
酒を買い取ってもらう3つの方法
お酒の買取をしてもらう方法について3つまとめました。
酒の買取専門業者に依頼する
不要なお酒の売却方法として最も手軽でオススメなのは、お酒の買取専門業者に買取依頼をして引き取ってもらう方法です。
今では全国各地でお酒の買取をしてもらえる業者が増えており、売りやすくなっていると言えます。
【全国対応】おすすめの酒買取業者
全国各地の買取に対応しているオススメのお酒買取業者を3件紹介します。
お酒買取のリカーズ
『お酒買取のリカーズ』は、お酒の買取の大手業者です。
高級ワインやブランデーなどはもちろん、日常で親しまれているサントリーのウイスキー『角瓶』や、焼酎『黒霧島』などでも価格をつけてくれるなど安価なお酒でも引き取りしてくれるのが特徴です。
このようなお酒は他店では買取を断られる場合もありますが、『お酒買取のリカーズ』ではこうしたお酒も取扱をしているので、価値が分からないお酒などであっても安心して査定に出すことが出来ます。
お酒を飲まないのに貰ってしまって処分にお困りの方などにはうってつけの業者と言えますね。
バイセル
『バイセル』では数々の高級品の買取を行っています。
お酒もその一つで、買取実績では様々な高級酒を高額で買取している様子を伺うことができます。
買取価格には自信を持っているので、コレクションとして飾っていたお酒や大切にしていたお酒などを売却するのに向いている業者です。
出張買取の顧客満足度も高く評判のよい買取業者ですので安心して利用することが出来ます。
買取プレミアム
『買取プレミアム』もプロの査定員がお酒の買取をしてくれます。
依頼費用も完全無料で全国各地に対応している買取業者です。
買取価格も安定していて、状態がよく値がつくお酒であれば高い金額で査定してくれます。
24時間買取依頼を受け付けているので、思い立ったら即買取依頼を申し込むことが可能です。
酒の買取方法は?宅配買取がおすすめ
お酒の買取は買取業者に送るだけで査定してもらえる宅配買取がオススメです。
配送中割れてしまわないように梱包する点にだけ注意が必要ですが、配送業者が引き取りに来てくれますので運搬の手間もなく気軽に売ることが出来ます。
出張買取と違い終始買取業者の人とは会わずに商品を売却できるので、プライバシーが守られるという点からもオススメ出来る売却方法です。
酒の買取専門業者をで切手を売った体験談
シングルモルトが10,000円以上で買い取り
買取の依頼をしたきっかけは、もともとウイスキーを飲まないので、たまたまネットで見つけた店舗で買い取ってもらいました。
とりあえず家にある山崎シングルモルト700mlを2本どちらも箱付きの買取をお願いしたところ、2本で16000円で買い取るということだったのですぐに売ることを決めました。
手続きは身分証明書の提示とサインをするだけなので簡単に現金になりました。(40代・女性)
森伊蔵が5,500円で売れました
頂き物であったがお酒を飲まないので箱等未開封のまま2018年11月に森伊蔵720mlを5500円で売却。
近くに店舗があり、持ち込んで査定していただくと1、2分で金額を提示してもらえました。
住所等の記入と身分証明書の提示のみで入店から10分以内くらいで売却終了しお金を受け取りました。
箱等がなくても買い取り頂けるということでその後もウイスキーやワインなどいただく機会が多いのでその度持ち込んでいます。(50代・男性)
査定後10分で現金買取
ウィスキーをお歳暮頂いたが、自分でウィスキーは飲まないので売りました。
当日にお酒の買取をしてくれる業者を探し電話をしたらすぐに対応していただきました。
商品は事前に電話で伝えており、査定金額は変わらなかったです。
入ってからお金を受け取るまで10分もかかりませんでした。
非常に好印象でした。(30代・女性)
ヤフオク・メルカリなどに酒を出品
オークションサイトの『ヤフオク』やフリマアプリの『メルカリ』でもお酒を出品することが出来ます。
価値のあるお酒を買取業者に売るより高く売ることができたり、場合によっては買取拒否をされたような品でも買い手がつくことがあるのがメリットです。
しかし個人間取引になるのでお金が入金されない、クレームを入れられるなどといったトラブルが起こった場合も自分で対処しなければなりません。
高額なお酒にもなるとリスクも高まるので、取引に慣れた玄人向けの売却方法です。
酒の買取ショップやリサイクルショップを利用する
身近にあるお酒の買取店やリサイクルショップにお酒を売る方法です。
専門の業者ではないので買取価格は上昇しにくく、高級酒を売却するのにはあまり向いているとは言えません。
価格には期待せずとりあえず引き取ってもらいたい場合や、お酒の他にも売りたいものが大量にある場合などの利用に留めておくのが良いでしょう。
売れない酒は?お酒の価値が下がる3つのポイント
以下のようなお酒の場合、買取してもらえない可能性が高くなります。
開封済みである
呑みかけ、開封済みのお酒である場合は殆どの場合買取拒否をされてしまいます。
このような場合は売却するのは諦めて、友人や家族に振る舞ったりして消費しましょう。
名の知れた高級酒であればボトルだけでも高額買取される場合がありますので、空瓶にしてしまうのも一つの手段です。
ボトル、ラベルなどが破損している
ボトルやラベルは、他の商品で言う『保証書』や『鑑定書』の役割を果たす重要なものです。
これらが破損していると商品価値が大きく下がってしまい、場合によっては買取拒否となってしまいます。
普段から保管には細心の注意を払うようにしましょう。
蒸発などが原因で目減りしている
保存状態の悪さなどにより、未開封状態であっても内容量が目減りしてしまっている場合、買取不可となるケースがあります。
直射日光に長時間当たる場所での保管や、高温の場所での保管などでこうした状態になってしまうこともあるので、お酒の管理には注意が必要です。
専門業者で買い取り出来なかった場合はリサイクルショップなどに持ち込んでみても良いでしょう。
記念品など、個人名が入っている
贈答品などで多いですが、記念の印字や名前などが刻印されているものは買取を断られてしまう事があります。
記念に残しておくか、個人情報が気にならない範囲の印字であれば『メルカリ』や『ヤフオク』への出品も視野に入れてみましょう。
酒を少しでも高く買い取って貰う工夫3選
お酒の査定を少しでも上げる方法を3つまとめました。
入手したら早めに売る
古いお酒は確かに価値がありますが、相当の年数を待たなければ価値が上がることはありません。
素人の保管では状態が劣化していきますので、入手したお酒が不要であれば出来るだけ早めに買い取りしてもらうのが高値で売却するコツです。
ケース・箱などは捨てずに置いておく
ケースや箱の有無は買取価格に大きく影響してきますので、捨てずに残しておきましょう。
木の箱や紙のラベルなど痛みやすいものも多いので、汚したり濡らしたりすることのないよう保管しておくのが大切です。
酒瓶は割れ物ですので割れてしまうことがないように安定した場所で管理するようにして下さい。
買取業者を複数比較する
同じお酒の場合でも買取業者によって査定額が大きく変わってきます。
他社と競合して高額だった方での売却、または値段交渉をするために、必ず1社のみでなく複数の業者に買取依頼をお願いしましょう。
ホームページで事前に参考価格を出している業者も多いので、先に調査して比較をするのもオススメです。
酒に値段がつかない場合の対処法:お酒好きにプレゼントする
どうしても値段がつかなかった場合は消費するしかありませんが、自分では飲まないという場合はお酒好きの人にプレゼントしてみましょう。
高額なお酒でなくても、プレゼントであれば喜ばれる可能性は高いです。
家族、友人へのプレゼントの他、どうしても譲渡先がなければお酒を使った料理などに挑戦して消費するという手段もあります。
まとめ:酒はデリケート。飲まないなら早めの買取依頼を
お酒は賞味期限などはありませんが、飲み物ですので非常にデリケートなものです。
日光や温度変化、湿度など管理するとなると気をつけなければならない事がたくさんあります。
もしお酒好きでしっかり管理してコレクションしているという場合でないのなら、早めに買取依頼をしてしまった方がお酒の価値を落とさず査定してもらえます。
業者では1本からでも取扱しているお店はありますので、飲んだり収集したりしないのであれば、早めに買取依頼をすることをオススメします。