デッサンモデルは比較的短時間で高収入が期待できる仕事です。
男女どちらのモデル募集もありますが、割合としてはやはり女性の方が多め。
そしてデッサンモデルというとヌードのイメージがありますが、服を着てモデルになる仕事もあります。
具体的にどんな仕事なのか、どれぐらいの報酬が得られるのか詳しく見ていきましょう!
この記事でお伝えしたいこと
デッサンモデルの仕事内容。誰でもできるの?
デッサンモデルは特に経験やスキルなど必要ありません。
ただ、場合によってはボディラインを意識したデッサンもあるので、そういった時はスタイルの良い人が選ばれる可能性が高くなります。
またモデルといっても様々で、普通の洋服を着たもの、ヌードになるもの、コスプレをしたものなど募集内容は様々です。
その中でもヌードモデルは応募者が集まりにくいため単価が高く設定されていることが多く、
通常のデッサンモデルの1.5倍ほどとなっています。
定期的な依頼というより、その日限りの日給制になる場合がほとんどですが、デッサンモデルの登録サービスもあり、そこに登録していれば定期的に声がかかる可能性もあります。
とはいえ、これを専業にして稼ぐというのは難しいため、副業として活動している方が圧倒的に多いようです。
デッサンモデルのメリット:楽に短時間で稼げる
デッサンモデルの拘束時間は2時間から3時間程度。
行き帰りの時間があるにせよ、半日程度で終わるケースが大半です。
2時間の場合、デッサンモデルだと2万円から4万円程度、ヌードモデルだと3万円から6万円程度です。
他の仕事に比べて時給はかなり良いですから、割の良い仕事ということになります。
それにプラス、交通費を全額支給してくれるケースが大半です。
コスプレデッサンの場合は、着衣などがすでに現場に用意してあるケースばかりです。
特にスキルや知識も必要なく、誰でも応募できる点がメリット。
そして必ずしも容姿端麗でないとダメというわけではないので、多くの人にチャンスがあります。
デッサンモデルのデメリット:体は意外にツライ?
デメリットは下記のようなものがあります。
- 長時間体を動かせない
- 多くの人に見られる
- 定期的に仕事があるわけではない
デッサンモデルは長時間同じ体勢をキープしなければいけないので筋肉痛になる人も多いです。
動かないということも意外と忍耐や体力がいるものです。
そして毎日、半日程度デッサンモデルをして3万、4万稼げればかなり理想的ですが、そう毎日仕事があるわけではありません。
デッサンモデルに登録していても、せいぜい月数回程度。
あくまでも本業ではなく、副業という捉え方をしている方が大半です。
そして多くの人に長時間見られるというのも、抵抗がある人もいるでしょう。
ヌードの場合はなおさらです。
デッサンモデルの現場のぞき見。実際の流れはどんな感じ?
デッサンモデルは開始時間の30分から1時間前に現地に到着しておく必要があります。
打ち合わせや用意がある場合は、1時間前ぐらいが多いです。
そして、どんなポーズかはあらかじめ決まっている時もありますし、モデル自体が好きにポーズをとって良いケースもあります。
例えば、デッサン時間が2時間の場合、5、6パターン程ポーズを変えます。
1ポーズにつき15分から20分程度、休憩時間は5分程度です。
それを繰り返し、同じ姿勢をキープします。
デッサン中は静まり返った環境で、多くの人の視線を浴びるので慣れない人は最初緊張するかもしれません。
そしてデッサン終了後、互いに軽く挨拶をして終了となります。
デッサンモデルの募集例3選。報酬はどれくらい?
デッサンモデルの募集は、求人サイトやモデルが登録しているサイトからチェックできます。
募集がある3つのサービスを紹介しましょう。
オブジョブ
オブジョブは高収入、高時給が期待できる求人サイトです。
水商売や夜の仕事が多く紹介されています。
その一つとしてデッサンモデルの求人も取り扱っています。
勤務日数は週1回、月1回からOKとなっているものが多く、毎日勤務するような就業形態ではありません。
ちょっとお色気系の求人を多く取り扱っているサイトですが、ヌードモデル以外に普通のデッサンモデルも募集しているので検討してみてはいかがでしょう。
f-studio
f-studioはモデル登録ができるサービスです。
クロッキーやデッサンをしている方の対象として、3時間モデルを務めます。
モデル経験問わず登録できます。
主に絵画モデルと写真モデルです。
芸術性を重視したモデルですので、いかがわしいものとは違います。
ヌードと着衣でほとんど報酬に違いがないので(3000円の差)、着衣のモデルから始めてみてはいかがでしょう。
別途、交通費と消費税分がプラスされます。
株式会社アートモデル
アートモデルはモデルを常時募集しているサイトです。
主に彫刻や絵画のモデルとしてポージングをします。
場所は名古屋近郊の芸術大学やアート専門学校などです。
アートモデルは時給制を採用していて、拘束時間によってモデル料が変わります。
時給換算で2,600円から4,800円程度。
それにプラス交通費や手当てがつきます。
いきなりモデルとして現場に行くのではなく、研修があり、必要事項を学んでから業務を行います。
美大や芸大にツテがあれば紹介してもらえることも
デッサンモデルの現場は美大や芸大などが多いです。
そのため、モデルの登録サービスを利用して、一度美大や芸大などで仕事をすると、再びその学校からお呼びがかかるケースもあります。
あるいは自分自身が美大など出身であれば、知人などを経由して依頼を受けられる可能性もあります。
同じ現場だとすでに仕事内容を把握してるので、精神的、肉体的負担が軽減されます。
まとめ:デッサンモデルは時給は良いが、安定して稼ぐのは難しい。
以上、デッサンモデルについて紹介しました。
経験をそれほど必要とせず、しかも時給が良いので割の良い仕事ではあります。
しかし、仕事が継続的にあるわけではなく、月数回程度の単発のみ。
あくまでも副業として考えるのがベストでしょう。