あなたはSNSなどで見かける、ブランド品などを使った「リペア転売」についてもっと知りたいと思っていませんか?
夜や休日のすきま時間で簡単に稼げるなら、副業として始めようかなと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこでこのページでは、気になるリペア転売の流れや、副業として成り立つほど稼げるのか、注意点などについて詳しく解説していきます。
初心者が稼ぐコツもご紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。
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このページでわかること

なんだか私にもできそう!
詳しく解説していくよ!

ブランド品のリペア転売は、安く仕入れた中古のブランド品を修復して高く売るという転売方法です。
リペア転売は利益率が高く競合も少ないですが、知識や技術が必要となります。
継続して転売を繰り返すつもりであれば、違法性を問われないように古物商許可証を取得することも検討しましょう。
売れやすい商品を仕入れ、プロのリペア講習を受けて身に付けた技術でリペアすることが高収益を得るコツです。
プロのリペア技術ってどういうの?
ブランド品の「リペア転売」とは?
まずはブランド品の「リペア転売」とはどういったものなのか見ていきましょう。
また、他にも稼げる方法として耳にする”せどり”や海外転売(輸入・輸出転売)、リペアしないブランド品転売とどのように違うのかについても、詳しく解説していきます。
「安く仕入れたブランド品を修復して高く売る」転売方法

状態の悪い商品を仕入れるから、仕入れ値を抑えることができるんだ

ブランド品のリペア転売とは「安く仕入れたブランド品を修復して高く売る」という転売方法です。
傷や汚れ、色あせなどで状態の悪いブランド品は、フリマアプリやオークションサイトなどで探せばとても安い値段で仕入れることができます。
このブランド品にリペア(修復)やリカラー(再染色)を施すことによって、良い状態に戻します。
生まれ変わったブランド品を、またフリマアプリなどで高い価格で販売するのがリペア転売です。
もともと高価なブランド品でも、汚れやかなりの擦れ、色あせでダメージが大きいものなら1,000円に満たないような価格で入手できることもあります。
きれいに修復できれば仕入れ値の数十倍の価格で売れていくこともある、利益率の高い方法です。
“せどり”や海外転売との違い
”せどり”や海外転売とリペア転売との違いを押さえておきましょう。
せどりと海外転売(輸入・輸出転売)について表にまとめました。
特徴 | デメリット | |
せどり | 価値のあるものを安く仕入れ、高値で転売する方法 | ・在庫を多く抱えてしまう可能性あり
・掘り出し物を見つけるのが大変 |
海外転売
(輸入・輸出転売) |
海外(または国内)で仕入れたものを、国内(または海外)で高く転売する方法 | ・在庫を多く抱えてしまう可能性あり
・英語などの語学力が必要 ・送料が高い |
せどりや海外転売は、リペア転売とは違って仕入れた商品をそのまま転売する方法です。
そのためそもそも利益率が低く、値動きにも注目しておかなければほとんど利益が得られない可能性もあります。
一方のリペア転売では、定番のブランド品を扱うため相場が安定しており、値動きを細かく追う必要はありません。
またオークションサイトなどを利用するため、現地へ行って仕入れたり外国語を使って海外サイトで取引したりといった手間がかからず、手続きが簡単です。
さらに一商品あたりの販売単価が高く大量に仕入れる必要がないため、倉庫スペースを確保する必要もありません。
せどりや海外転売と違って、リペア転売は手間もリスクも少ないので副業に適した方法なのです。
リペアしないブランド品転売との違い


通常のブランド品転売とリペア転売との違いも押さえておきましょう。
リペアしないブランド品転売は、ブランド品を中古で安く仕入れて高値で転売するという方法です。
うまく掘り出し物を仕入れることができれば、転売することで利益が大きくなることもあります。
ただし、通常のブランド品転売には次のようなデメリットがあります。
- 転売できる程度の状態の良いものを仕入れるための資金が必要
- 期待する価格で売れず、在庫を抱えて赤字になる可能性もある
一方のリペア転売は、そのまま売れないような状態の悪いものも選べるので仕入れの幅がとても広く、少ない費用での仕入れが可能です。
それをリペアして状態を良くして転売するため、より高額での販売が望めます。
仕入れ額と販売額の差が通常の転売よりも大幅に大きく利益率が高いため、在庫を抱えた場合にも赤字のリスクはとても少ないのです。
ブランド品をリペア転売するメリット・デメリット


ブランド品をリペア転売するメリットとデメリットを確認しておきましょう。
大きなメリットは次の2点です。
一方のデメリットは次の点です。
詳しく解説していきます。
最大のメリットは「利益率の高さ」
リペア転売の最大のメリットは、利益率が高いことです。
ブランド品とはいえ、状態の悪いものはとても安い価格で仕入れることができます。
それをリペアすることによって高値で売れるので、他のさまざまな転売方法と比較しても、利益率の高さは非常に大きなメリットとして際立ちます。
さらにブランド品の市場は相場が安定していることも、タイミングに左右されず高い利益を得られる理由の一つです。
仕入れようとしている商品がリペア後にどのくらいの価格で売れるのか予想しやすく、利益率の高いものを狙った仕入れができる点は、リペア転売の大きな強みと言えます。
また、通常の転売ではとても手を出せないようなダメージ品でも十分に商品となることも、利益率がとても高い理由です。
競合が少ないのもメリットのひとつ


競合が少ない点もリペア転売のメリットのひとつです。
本業・副業として転売を行っている人の中でも、ブランド品のリペア転売の認知度は低いのが現状です。
またリペア転売の存在は知っていても、「自分は器用ではないから無理」「技術を習得するまでが大変そう」などという理由で手を出さない人も多いのです。
市場自体は大きいのに取り組んでいる人が少数なので、ライバルはとても少ない状態です。
そのため他の転売方法と比較して、価格の変動に注視する必要がほとんどありません。
ダメージがある品なので仕入れ時に価格が吊り上がることもなければ、販売時に在庫を余らせたりする心配もあまりしなくてよいのです。
ただ競合が少ないことは、参考になるような情報が集まりにくい点でデメリットとなり得ます。
一方のデメリットは「知識や技術の習得が必要」な点
リペア転売のデメリットは、知識や技術の習得が必要な点です。
全くの初心者が「始めよう」と思ったらいきなり始められるわけではなく、まずブランド品をリペアするための知識や技術を身に付ける必要があります。
リペア転売では自分が持っているリペア技術の高さが、そのまま販売価格や利益率に直結します。
少しでも良い状態に修復されているほうが高値で売れるので、最初はリペア技術を習得するためにしっかり時間と手間を割くことは必須になります。
さらに、技術が高くないとリペアしたつもりが失敗してしまい、逆に商品としての価値を下げる可能性もあります。
場合によっては全く売り物にならない状態になってしまうこともあるという点は、他の転売方法にはあまりない懸念点と言えます。
プロのリペア技術ってどういうの?
ブランド品のリペア転売は、実際いくら稼げるの?

じゃあ参考として【一週間で10点リペアした場合】の利益の試算を出してみたよ

ブランド品のリペア転売は、実際にどのくらい稼ぐことができるのでしょうか。
平日夜と土日で10点リペアした場合の1週間の利益の試算や、より高額で売るためのコツも具体的に解説します。
リペア転売が副業として成り立つほどに稼げるものなのか、判断する際の参考にしてください。
平日夜と土日にリペア作業を行った場合の試算
リペア転売は仕入れ値と販売額の差額が大きいので、リペア品1つ当たりの利益が非常に大きいことが特徴です。
うまくいけば、以下のようにかなりの儲けが期待できるものもあります。
仕入れ値 | 販売額 | 差額 | |
ブランド品の財布 | 1,000円 | 5,000円 | 4,000円 |
ブランドバッグ | 2,000円 | 40,000円 | 38,000円 |
初期費用や材料費、送料などがかかるため差額がまるまる利益となるわけではありませんが、1点で数万円も儲けが出る可能性もあるのです。
仮に1週間で10点(平日夜に1点ずつ、土日に5点)のリペアをおこない、利益が平均して1点あたり5,000円だったとすると、1週間の利益は50,000円になります。
1点あたりの利益が数万円出ることも決して珍しくなく、リペア可能な商品を仕入れることも難しくないのでコンスタントに稼ぐことは十分に可能です。
仕入れや売り方を工夫すれば、さらに高額転売を狙えるかも


仕入れや売り方のコツを工夫することで、さらに高額転売を狙うこともできます。
コツは次の3つです。
- 付属品も仕入れておく
- 少しでも安く仕入れと修復をおこなう
- 魅力的に見える写真を撮る
まず仕入れの際には、以下のような付属品も一緒に手に入れておきましょう。
- 箱
- 保証書
- ノベルティ
- ショッパー
ブランド品はこれらの付属品も人気が高く、フリマアプリでも多く取引されています。
箱やショッパーなど付属品だけでも手に入れられるので、新品に近いセット内容で販売できれば、かなりの高額で転売できる可能性が出てきます。
また、利益率を上げるには仕入れとリペアにかける金額を抑えることも有効です。
あまり状態の悪くないものを仕入れたり、道具にこだわってクオリティの高いリペアをしたりすると、高額では売れても利益が少なくなってしまいます。
仕入れ値をできるだけ抑える、資材を安く仕入れる、道具を使いまわすなど経費を抑えることで、利益率を上げるようにしましょう。
リペアが済んだら魅力的に見える写真を撮ることも重要です。
買い手はまず写真を見てその商品を判断します。
暗い・色がよく分からない・枚数が少ないなど、魅力が伝わらない写真にならないよう注意しましょう。
ただ、トラブルの原因になりますので現物とかけはなれた加工写真は使わないでください。
ブランド品リペア転売は違法?
ブランド品のリペア転売には興味あるけど、違法じゃないの?
そう思うと一歩踏み出せませんよね。
結論を言うと、ブランド品のリペア転売は違法ではありません。
ただし、一部違法になる場合があるので、その点を解説します。
- 原則的に古物商免許が必要
- 偽物をリペアして売る
- オリジナル品として売るのはNG
原則的に古物商免許が必要
古いブランドバッグや財布を購入して、それを修理、塗装して販売する。
これは違法なことではありません。
ただし、原則として古物商の免許が必要です。
メルカリやラクマなどで売ってる人はどうなるの?
と思うかもしれませんが、これらも商売として無免許で販売していれば、厳密にいうとアウトです。
ただし、古物の転売は個人所有のモノを売るのと、商売として仕入販売することの線引きが難しいため、罪に問われないのが現状です。
ですので、あなたが副業としてしっかりリペア転売で稼ぎたい!と思うなら古物商の免許を取得しましょう。
古物商免許は最寄りの警察署に申請すれば、1ヶ月程度で交付されます。
費用も2万円程度で、過去に逮捕歴などがなければ誰でも取得できます。
先行投資だと思って、免許取得を検討してみてください。
偽物をリペアして売る
偽物のブランド品をリペアして販売した場合は、違法になります。
偽物と知らずに売った場合も罪に問われる場合があります。
ただし現実的には故意に、大量に偽物を販売しない限りは、逮捕、摘発されることはないので、仕入の段階で注意をしておけば問題ありません。
オリジナル品として売るのはNG
リペアしたブランド品を自分のオリジナル品として売るのはNGです。
例えば、ボロボロで色がハゲてしまった黒いバッグをピンクに塗り直して、「オリジナル商品です」として販売するのはアウトです。
ハイブランドメーカーは、自社のイメージを大切にするので、指摘が入る場合があります。
あくまでも修理したものを販売することが重要です。
具体的なやり方は?仕入れ・リペアから転売までの流れ


リペア転売の具体的なやり方を確認しておきましょう。
仕入れから転売まで、下の5つの流れについて順に解説していきます。
ここでは主に革製品のリペアを想定しています。
①中古のブランド品を仕入れる
まず中古のブランド品を仕入れます。
仕入れ先として以下のような場があります。
- フリマアプリ
- オークションサイト
- リサイクルショップ
- 古物市場
ただし、古物市場は古物商同士が古物を売買する場なので、参加するには古物商許可証が必要となります。
古物商許可証がない一般の人は、日時や場所を知っていても出入りすることはできません。
また、リサイクルショップはある程度状態の良いものが店頭に並び、価格もそれほど安くない場合が多いです。
現物を見られるという点ではいいのですが、リペア転売に適しているような掘り出し物に出会うのは難しい仕入れ先です。
どこから仕入れるにしても、良いものを見逃さないように幅広くリサーチしておくといいでしょう。
②皮革の剥がれやキズを補修する(リペア)


次は仕入れたブランド品の皮革の剥がれやキズを補修する、リペアに移ります。
革製品の擦れやちょっとした色落ち、キズなどであれば、補修クリームを使えばきれいに補修できる場合が多いです。
簡単な手順は次の通りです。
革が破れて補修クリームだけでは直せない場合は、接着剤を使って補修します。
- 破れた部分の汚れを取り除く
- 破れた革の両側に接着剤を塗り、接着しない状態で約5分乾燥させる
- ずれないように貼り合わせる
- 重しを載せて3~4時間おいて圧着させる
ここでさらに擦れなど気になるところがあれば、補修クリームでリペアします。
基本的にはこの2つがリペアの工程です。
③色あせが気になるアイテムは再染色する(リカラー)
全体的に色あせが気になるようなアイテムは、再染色(リカラー)を施します。
大まかな工程は次の通りです。
すぐに染色したくなりますが、下準備としてのクレンジングや脱脂をしっかり行なうことが仕上がりに大きく影響してきます。
また、拭きとれない材質のものに色がついてしまわないよう、マスキングも丁寧に行ないましょう。
リカラーで失敗してしまうと、せっかくのブランド品に価値が付かなくなってしまうことにもなりかねません。
まずは革のハギレなどで練習するようにしましょう。
④フリマアプリなどで転売する


リペア・リカラーが済んだブランド品を転売します。
販売はメルカリやラクマ、ヤフオク!などのフリマアプリ・サイトがいいでしょう。
ヤフオク!はフリマ形式での販売にすることで、ペイペイフリマと同時掲載が可能です。
より多くの人の目に留まるので、早く買い手が付くことも期待できます。
出品する際に非常に大切なのが、「リペア済みの商品である」と明記することです。
パッと見た感じでは新品に近い状態にリペアできたとしても、古くなったものを修復したことは事実なので、トラブルにならないように正直に書いておくことが大切です。
売れたら丁寧に梱包し、早めに発送します。
良い評価を得るためにも、迅速で丁寧な対応を心がけましょう。
ブランド品のリペア転売は違法にならない?注意すべき3つのポイント


ブランド品のリペア転売は、違法ではありません。
ただし他の転売手法と同様に、ブランド品のリペア転売も一歩間違えば法令違反を犯してしまうこともあります。
そこでブランド品のリペア転売で違法とならないように、注意すべきポイントを3つご紹介します。
元のデザインを大きく変えるリカラーはNG
リペア転売では元のデザインが大きく変わってしまうようなリカラーはNGです。
ブランド品は商標権や意匠権などによって保護されています。
商標権とは、商品やサービスについて識別して保護するための権利で、著名なブランド品はロゴマークだけでなく、生地なども商標登録されていることがあります。
そのためブランド品のリメイクは商標法違反になりやすいのです。
リペア転売においても、この商標権を侵害して違法とみなされないように注意が必要です。
色あせなどを補修する範囲のリカラーなら、品質を維持するための「修理」と判断されるので、問題は生じないでしょう。
しかし、デザインが大きく変わってしまうようなリカラーは「加工」で、元の商品とは別の商品が作り出されたとみなされ、商標権を侵害することになります。
トラブルにならないようにするために、リペアやリカラーはあくまでも「修理」の範囲に留めるように注意しましょう。
販売数が増えたら、古物商許可証の取得も検討を


リペア転売で違法にならないためには、販売数が増えたら古物商許可証の取得も検討する必要があります。
そもそも「古物」とは、次のいずれかを満たすものを指します。
- 一度使用されたもの
- 未使用でも使用するために取引されたもの
- 1,2を修理・手入れしたもの
そして「古物商許可証」は古物営業、つまりビジネスとして古物の販売や交換、レンタルをするために必要な許可証です。
自分で使っていたものをフリマアプリで売る場合は、無許可でも違法ではありません。
しかし古物商許可証を取得しないまま古物を営利目的で入手し、転売することを何度も継続して行なうと「古物商」とみなされ違法となります。
この場合、罰則として「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられることもあります。
本業として大量にリペア転売を行う場合はもちろん、副業でも継続してしっかり稼ぎたいという人は、古物商許可証を取得するべきです。
申請は必要な書類を警察署に提出することになります。
未成年や過去5年以内に一定の犯罪歴がある人などの「欠格事由」に当てはまる人は許可が下りないので、あらかじめ該当しないか確認しておきましょう。
偽ブランド品は知らずに売ってもトラブルの元!
偽ブランド品は、そうとは知らずに売ってもトラブルとなる可能性があるので注意が必要です。
偽ブランド品だと知りつつ販売することは、商標法違反で逮捕される恐れのある行為です。
罰則として「10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方」を課せられることもあります。
故意ではない、つまり偽物だと知らなかった場合、通常なら違法ではないものの次のような事態に陥るかもしれません。
- 利用したフリマアプリで「偽物を販売した」としてアカウント停止
- 販売額や販売数が大きければ故意とみなされ犯罪が成立
このような事態を避けるためには、極端に価格が安く偽物が疑われるブランド品は仕入れないことが重要です。
逆に正規品であることが明確に分かっている場合は、それをアピールすることでより販売価格を上げることができます。
保証書付きのものを選ぶ、状態の割に価格が安いものには飛びつかないなど、仕入れの際に注意することで偽物を避けるようにしましょう。
ブランド品のリペア転売に関するよくある質問

特に初期費用!

ブランド品のリペア転売について、よくある疑問点を見ていきましょう。
知識や初期費用、短時間の作業でも儲かるのかといった、リペア転売を始める前に知っておきたい内容ですので、しっかり確認しておいてください。
Q1.ブランドに関する知識がなくても稼げる?
リペア転売にブランドに関する知識はそれほど必要ありません。
仕入れには通常はオークションサイトなどを使い、古物市場で競り落とすなどの工程はないため、そこまで難しい知識は必要ありません。
リペア転売を始める際に、簡単に情報収集する程度で大丈夫です。
他者と競ってくまなく商品を探したり価格の変動を追ったりせずに、自宅で落ち着いて仕入れができるため、調べながらでも進められます。
情報収集しておきたいのは以下のポイントです。
- 売れやすいブランドやアイテム
- 品物の相場
効率良くリペア転売をするためにも、この2点は押さえておきましょう。
Q2.初期費用はどのくらいかかるの?


初期費用として必要なのは、次の2つの費用です。
- 中古ブランド品を仕入れる費用
- リペアに必要な最低限の道具と材料の購入費用
状態の悪い中古のブランド品なら、安ければ1,000円台での入手も十分可能です。
リペアに必要な道具や材料は15,000円程度から揃えられます。
具体的に必要なものをご紹介します。
補修クリームや染料は色数を増やすほど費用がかかります。
初期費用を抑えたければ、最初は黒いもの限定で仕入れて徐々に色を増やすなどの工夫もできます。
さらに余裕が出てくるとエアブラシ、金属用の磨きクロスなどワンランク上の仕上がりになるものも揃えていくといいでしょう。
材料を揃える際に最も大切なのは、カラー剤の選び方です。
靴用のクリームを代用するなど、あるもので済ませようとすると色移りなどトラブルが起こってしまう可能性があります。
必ず専用のものを購入するようにしましょう。
Q3.副業として、休日や夜だけ作業しても儲かる?
ブランド品のリペア転売は利益率が高いので、休日や夜だけ副業として取り組んでもそれなりの利益が期待できます。
やり方を覚えて道具や材料が揃えば自宅の狭いスペースでも十分にでき、慣れれば一つのリペアの所要時間が2時間程度で済むこともあります。
またブランド品はリペアした商品であっても買い手が付きやすく、せっかくリペアしたのに売れずに価格を下げて赤字を出す心配も少ないという点もメリットです。
ブランド品は相場が安定していて、どのくらいの利益が出るのかをあらかじめ把握しやすいという特徴もあります。
臨時収入程度ではなく、副業として安定した儲けを出したい人に適した方法です。
高収益を狙おう!初心者がリペア転売で稼ぐコツ


リペア転売で初心者が高収益を得るために知っておきたい、3つのコツをご紹介します。
せっかくリペアしたのにあまり利益が出ない、うまくリペアができないといった、初心者がつまずきやすいポイントをカバーできるようチェックしておきましょう。
売れやすいブランドやアイテムを選ぶ
初心者のリペア転売では、売れやすいブランドやアイテムを選んで仕入れることが高収益を得るコツです。
中古市場では次のような有名ブランドが人気です。
また商品となるものは多岐にわたりますが、売れやすくリペアしやすいアイテムを以下に挙げます。
- 財布
- バッグ
- キーケース
- パスケース
- コインケース
これらは日常的に使うことで擦れや色あせが起きやすく、簡単なリペアでも見違えるほどきれいになるため利益が出やすくなります。
またバッグ以外のものは商品自体が小さいので、場所を取らず補修に必要な材料も少なくて済みますし、送料も抑えられます。
人気ブランドの人気アイテムは流通量が多く、状態の悪いものの仕入れも難しくありません。
初心者は仕入れの段階で時間をかけてしまいがちなので、最初は確実に利益を出すためにも人気ブランドの人気アイテムに絞って仕入れるといいでしょう。
信頼できる仕入れ先を見つける

ネットで購入する際は保証書やシリアルナンバー必須だ!

初心者のリペア転売では、信頼できる仕入れ先を見つけることも高収益を得るコツです。
偽ブランド品を仕入れてしまう心配が少なく、リペアすると高値で売れるアイテムを確実に入手できる仕入れ先を見つけましょう。
ブランド品の転売でよく利用されているのは次の仕入れ先です。
- リサイクルショップ
- ヤフオク!
実店舗なら価格は高めですが実際の状態を見ることができ、偽物を仕入れる心配もほとんどありません。
ヤフオク!はお宝に出会える可能性が高いですが、個人の出品者が多く偽物の心配もあるので、保証書やシリアルナンバーなどで確認が取れるものを選ぶようにしましょう。
さらに仕入れ先を広げたければ、BtoBのオークションサイトである次の2つもおすすめです。
- エコリングtheオークション
- JBA日本ブランドオークション
古物商許可証も必要なのでハードルは上がりますが、確実に良い商品に出会える可能性が広がります。
リペア講習を受けて、プロの技術を身に付ける
より高値で売るにはリペア講習を受けて、プロの技術を身に付けることもコツです。
ブランド品リペア転売のデメリットには次のような点があり、始めるのを躊躇する一因となっている人も多いでしょう。
- 知識・技術の習得が必要で手間がかかる
- リペアに失敗したら品物が無駄になる
革製品のリペアを行なう企業などが実施しているリペア講習を受けて技術が身に付けば、これらの心配は簡単に克服できます。
ただし、講習や教材の質・費用はピンキリなので、信頼できてコスパの良いものを見極める必要があります。
たとえば「レザリボン」ではオンラインで受講できるレザーリペア講習を実施しています。
このレザリボンは、ブランド革修復専門店「革修復どっとコム」を運営しているフェニックス株式会社によるサイトで、リペア講習だけでなくリペアに必要な材料も販売しています。
さらに技術を磨きたければ、技術研修を受けることもできます。
時間とお金をかけることになりますが、より高値で販売できるリペア技術を身に付けることは安定した収入にもつながります。
まとめ:ブランド品のリペア転売は、高収益に期待大!


このページではブランド品のリペア転売について、メリット・デメリットやリペアの方法、注意点、初心者が稼ぐコツなど詳しくご紹介しました。
ブランド品のリペア転売は上手な仕入れやリペア技術が必要ですが、コツを押さえれば初心者でも高収益に大きな期待を持てます。
ただし継続して稼ぎ続けたいなら古物商許可証を取得して、違法とならないように注意しましょう。
さらに高収益を得たいなら、プロのリペア講習を受けて確実に稼げる技術を身に付けることをおすすめします。
すきま時間を利用して、リペア転売で上手に稼ぎましょう!