この記事では、賞金稼ぎで収入を得る方法を紹介していきます。
賞金稼ぎというと物騒なイメージを抱くかもしれませんが、実際はそんなに難しいものでも危険なものでもありません。
身近なものでいうと、デザインやイラスト、ネーミングなどの賞に提出して、当選すれば数万円といったものがあります。
特にスキルが求められるデザイン関係(キャラクターデザインやロゴなど)は応募者が減るため、当選する確率も高くなります。
しかし、安定的に収入を得られる方法ではないため、生計を立てることには向いていません。
今回はそんな賞金稼ぎの実態に迫ります。
賞金稼ぎとは?海外では本業にする人も?
賞金稼ぎとは、その名のとおりさまざまなコンクールや賞に参加して賞金をゲットすることです。
漫画や映画のイメージだと指名手配犯を捕まえる、みたいなものを想像するかもしれませんが、実際はそこまで難易度の高いものではありません。
それこそこの記事でも紹介していきますが、誰でも応募できて、賞金が狙えるコンクールというのは意外とあります。
たとえば標語募集なんかはよく目にするのではないでしょうか?
もし興味があるようなら、この記事を参考にして、ぜひ気軽に取り組んでみてください。
現在でも賞金稼ぎを副業にすることは可能
賞金稼ぎの一番の魅力は、自分の興味ある分野にチャレンジしつつお金を得られることです。
しかも100万円を超えるような当選金や懸賞金もあるので、得意なことがあるならチャレンジする価値は十分にあるでしょう。
ちなみにアメリカだと犯罪者を捕まえるためにバウンディングハンターという職業があるぐらいです。
犯人を1人捕まると数百万円の報酬が得られるということで、それをメインに暮らしている人もいます。
さすがに日本ではハンティングハンターで生計を立てることは難しいですが、副業としてお金を得つつ興味があることにチャレンジできるという意味では、賞金稼ぎは魅力的ですね。
賞金稼ぎのデメリット。当選しなければ収入にならない点
賞金稼ぎは興味があることで収入を得られる反面、安定的に収入を得られるものではありません。
警察が出している犯人逮捕につながる懸賞金については、そう簡単に条件を満たすことができませんし、リスクもそれなりにあります。
ネーミングなどの身近なものについても、コンクールによっては数百件を超える応募があるので、その中から1人しか選ばれないとなると確率はかなり低いです。
こういったコンクールは、渾身の1作品で勝負するというより、数打ちゃ当たる方式でチャレンジする人が大半です。
そのため複数のコンクールに応募して、その内のどれか一つが当たればラッキーぐらいの考え方をするのが良いでしょう。
スキル不要の賞金稼ぎ。応募が簡単なコンクール例3選
ここからは身近な賞金稼ぎとして、誰でも応募できそうなコンクール3つを紹介します。
初心者でも意外と才能が開花して賞がもらえることもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
川柳
川柳に関するコンテストで賞金を狙う方法があります。
お題に合わせた川柳を考え、応募するものですね。
川柳のコンテストは、1人で何点でも応募できるケースが多いです。
とくに資格や年齢を問わないので、どんな立場の人でも気軽に応募できます。
賞品としては、QUOカードやギフトカード、数万円の賞金などが一般的です。
賞は1人だけでなく、最優秀賞、優秀賞、特別賞、佳作などいろいろあるので、チャンスは意外とあります。
ネーミング
新商品やキャラクターのネーミングを募集するコンテストもあります。
応募したネーミングが採用されれば賞品がもらえる、というものですね。
たとえば、おやつカンパニーが販売した商品のキャラクターの名前を決めるという募集で、採用された方に100万円相当の新キャラクター純金メダルがプレゼントされた例もあります。
プレゼントではなく、単純に賞金10万円などの現金が送られるケースも多いです。
ネーミングなら誰でも考えられるので、募集があればぜひ応募してみてください。
フォトコンテスト
賞品や賞金が出るフォトコンテストもあります。
画質や鮮明度を最重視するわけではなく、そのシチュエーションが採用の判断材料になるものが多いです。
そのため特別なカメラや撮影技術がなくても、アイディア次第ではスマホで撮影したものが採用されるケースもあります。
写真家が参加するというより、一般人を対象とした写真コンテストが多いので、興味本位で試してみても良いかもしれませんね。
特技を活かした賞金稼ぎの方法3選
人にはないおもしろい特技を持っているなら、その特技を活かして賞金稼ぎをするのもおすすめです。
誰にでもできることではない分、倍率が低かったり賞金額が高額だったりします。
以下の3つの方法は、普通の人からするといずれも難易度が高く、コスパの悪い稼ぎ方です。
しかし、これらが誰にも負けないくらい得意であるなら話は別です。
もし特技があるのなら、こういった賞金稼ぎにチャレンジしてみても良いでしょう。
大食い
個人経営の飲食店などで行われる賞金付きの大食いイベントに参加して賞金をゲットする方法もあります。
たとえば「1時間以内に2kg完食できれば賞金3万円」など、大食いが得意な人にはおすすめの稼ぎ方です。
料理を食べるだけでお金をもらえるため、食べるのが好きな人にとってはもってこいの稼ぎ方だといえますね。
ただし、食べきれない場合には料金の支払いが必要になるほか、食べすぎて体調を悪くする場合もあるので注意が必要です。
また1度クリアすると挑戦権を失ってしまう場合もあり、大食いチャレンジをしているお店もそこまで多くはないので、継続的に稼げるわけではありません。
とはいえ高額な賞金のお店もあるので、普段から大食いで、かなりの量を食べても問題ない人は、お店を探してチャレンジしてみても良いでしょう。
漫画・小説・絵本などの賞を狙う
賞金稼ぎの手段として、漫画・小説・絵本などの賞を狙う方法もあります。
趣味でこれらを描いている人なら、狙ってみるのも良いでしょう。
ちなみに賞といっても、規模はさまざまです。
たとえば有名雑誌の賞だと、本当にデビューしたい高レベルな人が集まってくるので受賞するのは至難の業です。
ただ中には、応募者がそこまで多くないマニアックな賞も存在しています。
そういう賞は規模が小さいので賞金(賞品)もあまり高額にはなりませんが、その分競争率は低いです。
中には小規模な絵本の賞に毎回出して、その都度商品として旅行券を貰っているという人もいます。
漫画や小説など得意なものがあるけどデビューするほどでもないなら、こういった小さな賞を狙って賞金稼ぎをしてみるのも良いでしょう。
マラソン大会
実はマラソン大会の中には賞金が出るものもあるので、マラソンが得意なら狙ってみるのもありです。
賞金が出るマラソン大会としてとくに有名なのが次のようなマラソン大会です。
- 名古屋ウィメンズマラソン:3,260万円
- ドバイマラソン:2,260万円
- ボストンマラソン:1,695万円
優勝者だけでなく、2位、3位などに賞金が出る大会もあります。
1回の賞金で会社員年収の数年分をゲットできるため、走るのが好きな人、よくマラソン大会に出場している人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただし、賞金ありのマラソン大会には世界中の強豪が集まってきます。
賞金獲得の倍率がかなり高いので、かなり厳しい世界だということは理解してチャレンジしましょう。
賞金稼ぎ向け公募案件があるサイト3選
ここからは、ジャンルを問わずいろいろな賞金稼ぎにチャレンジしたいという方にオススメのサイトを紹介します。
登竜門
こちらは川柳、俳句、短歌、写真、イラスト、ロゴなど様々な募集を行っているコンテストサイトです。
企業が実施しているコンテストばかりなので賞金も高く、中には50万円を超えるものもあります。
過去にはANA、JR西日本といった大手企業も参加した実績があります。
コンペナビ
こちらも数多くのコンテストを実施しているサイトですが、どちらかというとデザイン寄りのコンペサイトです。
そのため、ロゴ、スタンプ、イラスト、ポスター、キャラクターなどの募集が多いです。
誰でも応募できるというわけではありませんが、デザインやイラストに自信がある方にはおすすめできます。
もし採用されれば、「◯◯会社のイラストをデザインしたのは私です」と周りに自慢できたり、転職の際の強みにもなったりしますね。
懸賞生活
こちらは誰でも利用できる懸賞サイトです。
実力というより運の要素で当選が決まります。
「いろいろ考えたり、デザインするのはめんどくさい」という方なら、こちらのサイトで片っ端から応募してみてはいかがでしょう。
当選者は現金ではなく、商品やサービスのプレゼントが多くなっています。
賞金稼ぎの探し方。クラウドソーシングを活用しよう
コンテストや賞金稼ぎのサイトは、ちょうど応募を締め切っていることもあります。
常にチャレンジしたいということでしたら、ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシング系のサイトがお勧めです。
- ランサーズ
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クラウドソーシングサイトには、お店の名前や商品名を募集する案件が多数存在します。
採用されたときの相場は1万円から5万円程度です。
ただ、誰でも参加できる内容ほど応募が多く、案件によっては500件以上の応募が集まることもあります。
そうなると当然、当選確率もかなり低いです。
ただ、「ダメもとでちょっとチャレンジしてみたい」という人にはおすすめです。
また、デザインを得意としている方ならロゴ募集に応募してみてはいかがでしょう。
普通のネーミング募集よりも敷居が高くなる分応募数が少なく、採用される可能性が上がります。
賞金稼ぎ当選のコツ:センスをよりも応募数で勝負!
案件に当選するコツは、なんといっても応募数を稼ぐことです。
色々なサイトをチェックするとわかりますが、募集案件のほとんどが「1人で何通でも応募できる」というものばかりです。
基本的に、丹精を込めた1作品より、複数の作品を応募した方が当選率は上がります。
「複数応募したら採用される可能性が減るのでは」と心配している人もいますが、そんなことはありません。
採用側は1作品1作品見て、良いと思ったものを選んでいるだけです。
まとめ:賞金稼ぎなら遊び感覚で副業ができる
今回は賞金稼ぎのやり方について解説をしてきました。
様々な賞金稼ぎを紹介してきましたが、安定した収入にするのは難しいですし、どうして運的な要素も絡んでくるので、真面目に取り組むというよりちょっと遊びぐらいの感覚でやってみるのが良いでしょう。
そのほうが長続きしますし、応募数が増えれば、いずれ採用される可能性も出てくるはずです。
とはいえデザインや漫画などは、いい加減なものではなく、ある程度凝ったものを提出した方が採用される可能性は高まります。
その分採用されると自信がつきますので、そういった方向での就職や仕事を考えている場合は、腕試しで参加してみるのも良いですね。