お財布.comは、ポイントサイトとして利用者も多く知名度の高いサイトです。
しかしその一方で、徐々に利用者が減少しているサイトでもあります。
複数のポイントサイトが存在するなかで生き残るため、変更を重ねながらユーザー獲得に努めていますが、裏目に出てしまうケースが多いことが理由だといえます。
なぜ「厳しいサイト」と言われてしまうのか、原因をチェックしておきましょう。
また、厳しい面だけではなくメリットだといえる部分もあるため、合わせて紹介します。
お財布.comとは?
運営会社 | 株式会社セレス |
ポイントレート | 1コイン(ポイント)=1円 |
最低換金額 | 300円 |
振込・交換手数料 | 無料 |
ポイント有効期限 | 最後にポイントを取得した日より半年間 |
交換可能な中継サイト | 楽天、ドットマネー、Amazonギフト、iTunesギフト、各金融機関 |
スマホ対応・アプリ有無 | スマホ対応、アプリ無 |
ポイントサイト「お財布.com」(お財布ドットコム)は、株式会社セレスが提供しているサービスです。
株式会社セレスは人気ポイントサイトの「モッピー」も運営しています。
ポイントサイトの運営としてのノウハウはあり、知名度や利用者も最大規模のサイトを運営しているため、注目度は高いといえます。
会員数も450万人以上、運営歴も10年以上と長い老舗ポイントサイトです。
しかし、同じ運営会社が手掛けるモッピーは非常に人気があり使用感も良いため、比較されてしまうこともあります。
お財布.comの評判がよくない4つのポイント
お財布.comは、メンテナンスを繰り返し、ユーザーの満足度をあげるよう努めていたようです。
- お財布スタンプラリーのルール
- 携帯メール認証
- 単価は高いが頻繁に携帯にメールが届く
- 現金交換の手数料が高め
評判がよくない4つの項目について、詳しく紹介します。
人気コンテンツ:お財布スタンプラリーのルールが改悪
お財布.comには、「お財布スタンプラリー」と呼ばれるシステムがあり、ルール変更前には1つのスタンプを貯めると1円相当のコインを貯めることが可能でした。
しかし、ルールが変更され、1つのスタンプで0.5円相当の「ゴールド」しか貯められなくなったのです。
また、スタンプを貯めるとプレゼントされる「お財布チケット」も、チケット1枚で1円相当のコインだけになりました。
これまでの、チケット3枚で5円相当のコイン、チケット5枚で10円相当のコインには交換できません。
携帯メール認証しないと大きく稼げない
お財布.comでは、メールアドレスで認証しなければポイントを稼げません。
しかし、以前は携帯メールアドレスのみの認証でしたが、現在はフリーメールでも登録できるようになりました。
また、携帯メール、フリーメールと2つのメールアドレスを登録しておくことで、クリックポイント付きメールを2通受信できます。
フリーメールの受信ボックスを毎日確認しない人は、携帯メール認証をして携帯からクリックポイント付きメールを確認できるようにしなければ、損をすることもあるのです。
単価は高いが頻繁に携帯にメールが届く
クリックポイント付きメールは、その名の通りクリックするだけでポイントを稼げるメールです。
そのため、受信する件数が多いほど稼ぐチャンスは増えます。
1クリックの単価は0.5~1円ほどと、作業と比較してみると効率の良い単価だといえるでしょう。
しかし、大きな案件で一気に稼ぎたいと考えている人にとっては、頻繁に届くメールが迷惑だと感じることもあります。
1度携帯メールを登録している場合には、登録アドレスの変更が必要になるのです。
現金交換の手数料が高め
お財布.comで貯めたポイントを現金に交換する際には、手数料がかかります。
ほかのポイントサイトでも、現金交換については手数料がかかることが一般的ですが、お財布.comの手数料は比較的高いとして、サイトの評判を下げているのです。
お財布.comの手数料は150コインであり、1コインは1円相当のため150円支払わなければなりません。
大手ポイントサイトでは50円ほどが相場のため、現金交換を目的としている人にとっては使い勝手が悪いでしょう。
お財布.comは本当に稼げる?利用者の口コミをチェック
お財布.comを利用している人の口コミをまとめてみました。
お財布.comの良い口コミ
利用して1年以上は経っていると思うのですが、合計で15000円程だと思います。稼ぎ方は過去のものではスクラッチ、現在はスタンプラリーとメールで送られてくる広告のクリック、ゲームコンテンツとアンケート回答のみです。(20代・女性)
お財布.comの悪い口コミ
お財布.comの登録方法。会員種別廃止
2018年1月10日のメンテナンスで、お財布.comのノーマル会員・ライト会員・かんたん会員制度は廃止されました。
ノーマル会員は携帯キャリアメールアドレスと電話番号認証が必須、ライト会員はフリーアドレスで登録できるものの友達紹介は不可でした。
かんたん会員は電話番号のみで登録できるもののポイント交換は不可です。
会員制度については、ほかのポイントサイトと比較して非常に分かりにくいことが特徴であったため、廃止についてはユーザーから喜びの声もあがっています。
お財布.comで稼ぐための4つのコツ
お財布.comは、ほかのポイントサイトと比較して厳しいなど、評判が良くないといわれています。
しかし、メリットや魅力もあるのです。
- 毎日コツコツ稼げる
- アプリのインストール
- リアルタイム換金
- 紹介ポイントが高い
スタンプラリー+広告メールで毎日コツコツ
スタンプが5つ貯まると、自動的に1円相当のコインと交換されるサービスです。
広告メールは、登録しているメールアドレスに届くクリックポイント付きメールを確認しましょう。
送信されたメールから、指定のサイトへアクセスするだけでポイントが付きます。
いずれも毎日更新されるため、クリックやログインだけで簡単に稼ぎたい人に適しています。
安定的に稼ぐならアプリのインストール
スマートフォン版からログインすると、アプリのインストールでポイントを貯めるカテゴリーを確認できます。
過去にインストールしたことのないアプリであることが共通の条件です。
ほかにも、チュートリアルをクリアしなければならないものもあります。
チュートリアルのクリアが条件のものは、稼げるポイントも高い傾向にあるため、すき間時間に遊びながら稼ぎたい人に適しています。
新しいアプリを知るきっかけにもなるため、楽しみながら稼げるでしょう。
入金スピードは早い!便利なリアルタイム換金
お財布.comのリアルタイム換金とは、交換申請を行ったと同時に交換が完了します。
すぐに現金として送金したり、各社が提供しているポイントサービスや電子マネーに交換したりと、便利に利用できるでしょう。
一般的なポイントサイトでは、一部の交換先についてリアルタイム換金に対応していますが、お財布.comの場合は現金にも対応していることが魅力です。
承認までに時間がかかって不安を感じたり、すぐに換金したい事情があったりという場合にはメリットになります。
紹介ポイントは高め。お友達が稼いだポイントの50%がもらえる
お財布.comには、友達を紹介することによるポイントプレゼントがあります。
しかし、稼ぐためのコツは、紹介した友達にもポイントを貯めてもらい、ダウン報酬を受け取ることです。
友達が稼いだポイントの50%がダウン報酬として貰えるシステムになっています。
ダウン報酬の対象となっている広告やサービスであることが条件ですが、楽天市場でのショッピングなど人気コンテンツが対象のため、稼ぎやすいでしょう。
お財布.comは稼げない?ポイント獲得は他サイトに劣る
お財布.comは、広告からのキャンペーン応募やクレジットカードの申し込みで貯められるポイントは、ほかのポイントサイトと比較して低いことがデメリットです。
大きく稼げるとして人気のクレジットカード申し込みについては1,000円以上の差があります。
例えば、多くのポイントサイトが扱うエポスカードの場合、最も高いサイトが約5,500円であるのに対し、お財布.comは約4,000円です。
ただし、広告クリックなどはほかのサイトと変わらないため、損をしないように使い分けましょう。
お財布.comポイントの交換先は?
ポイントの交換先の数は、ほかのサイトと比べて同等だといえます。
POINT WALLET VISA PREPAIDは交換手数料無料で2日以内に交換可能です。
楽天Edy ・WebMoney・WAON・BitCash・Amazonプライムギフトコード・ドットマネーポイントも手数料無料、リアルタイムで交換できます。
Nanacoポイント・Tポイントも手数料無料、3日以内にコードを受け取ることが可能です。
しかし、いずれもほかのポイントサイトで扱っているものであり、手数料無料とはいえ特別お得だといえる交換先はありません。
まとめ:お財布.comは紹介で稼ぐサイトになってしまった
お財布.comでは、紹介した友達がポイントを稼いでくれることによるダウン報酬が最もポイントを稼げる方法になってしまいました。
また、友達を紹介し、その友達が一定の条件を満たすと300コインを貰えます。
条件は、紹介した友達が100コイン以上を貯めることであり、紹介するだけで貰えるわけではない点に注意が必要です。
ただし、お財布.comで友達紹介の300コインを受け取るまでには、条件を満たしてから1カ月ほどの時間がかかります。
運営会社が同じモッピーの場合は1週間ほどで受け取れるため、少々時間がかかることを認識しておきましょう。