「PayPayに一度チャージした残高を現金に戻したい」「使わないPayPay残高を現金に換えたい」そう考えていませんか?
PayPayの残高は、実は簡単に現金化することができます。
しかしいくつかのポイントに注意しなくては、損をしたり思うように現金を手に入れることが難しくなったりします。
当記事ではそんな注意点を交えながら、PayPayを活用した現金化方法をお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください。
PayPay(ペイペイ)現金化はPayPayマネーのみ出金可能
PayPayの残高は自身の銀行口座へ出金(現金化)することができます。
ただし、出金できるのはPayPayマネーのみです。
「本人確認書類による本人確認」を済ませた後に銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からチャージした残高がPayPayマネーとなります。
なお、本人確認前に保有しているPayPayマネーライト、PayPayポイント、PayPayボーナスライトに関しては、本人確認後でもPayPayマネーに変換されることはありません。
また、PayPayマネー以外の現金化は裏技的な方法がありますので、後程説明いたします。
PayPay(ペイペイ)マネーを現金化(出金)手順
先述したとおり、PayPayマネーの出金には、本人確認が必要不可欠です。
本人確認をしたあとでチャージした残高しか出金できませんのでご注意ください。
PayPayマネーの出金手順は以下のとおりです。
- PayPayアプリ下部の[ウォレット]をタップ
- PayPay残高表示部の[内訳・出金]をタップ
- PayPayマネー欄にある[出金]をタップ
- 登録済み口座がある場合、希望の口座を選択
- 出金したい金額を入力し、出金するをタップ
- 手続きが完了すると振り込み予定日が記載
PayPay(ペイペイ)マネー現金化(出金)の注意点
このようにPayPayマネーはとても簡単に現金化することができますが、いくつかの注意点があるので一つずつ見ていきましょう。
現金化(出金)スケジュールについて
出金手続きをしてから振込が完了するまでの時間は金融機関によって異なります。
PayPay銀行であれば即時入金となりますが、ゆうちょ銀行の場合は最大4営業日後に振込が実施されます。
金融機関 | 振り込み実施日 | |
出金手続き:午前5時まで | 出金手続き:午前5時以降 | |
PayPay銀行 | 即時 | |
ゆうちょ銀行 | 3営業日後 | 4営業日後 |
上記以外の金融機関口座 | 翌営業日 | 翌々営業日 |
出典:PayPayヘルプ「出金のスケジュール・明細の表記が知りたい」
PayPay銀行以外は出金手数料が必要
PayPayマネーを出金する際には、100円の手数料がかかります。
そのため、最低出金額は100円からと定められています。
ただし、PayPay銀行へ出金する場合には手数料は0円となります。
出金の際にはPayPay銀行を利用するのがおすすめです。
古いチャージ分は出金できない場合も
PayPayでは、2019年9月29日以前は出金システムがなく現金化することができませんでしたが、9月30日に残高利用規約が改定されると同時にPayPayマネーが誕生し、残高を出金できるようになりました。
そのため9月29日以前から保有していた残高は、PayPayマネーではないために出金ができません。
古くから保有している残高がある場合にはPayPayマネーかどうかを確認しておきましょう。
「PayPayあと払い」現金化の手順を紹介
PayPayマネーを出金する以外に、PayPayあと払い決済を使って現金化する方法があります。
事前の申込みが必要となりますが、準備さえ終えていれば即日現金化が可能です。
「PayPayあと払い」に登録
PayPayあと払いとは、残高にチャージすることなく支払いができ、利用した金額を翌月にまとめて後払いできる決済方法です。
利用するには事前の申込みと審査が必要となります。
申込みにはお支払い口座の情報と勤務先情報が必要となります。
用意ができたら、以下の手順でPayPayアプリから申込みをおこないましょう。
- アプリのウォレットタブをひらく
- 「PayPayカード・あと払い」欄の「申し込む」ボタンをタップする
- 氏名や勤務先情報を入力する(運転免許証があれば情報を入力する)
- プラスチック製PayPayカードを要否を選択する
- 精算に利用する支払い口座を登録する
「PayPayバーチャルカード」が発行される
PayPayあと払いの審査が完了すると、あわせてPayPayカードのバーチャルカードが発行されます。
PayPayカードはJCBやVisa加盟店で使えるクレジットカードで、店頭でも使えるプラスチック製カードとオンラインのみで使用できるバーチャルカードがあります。
PayPayあと払いの申込み登録時に、プラスチック製カードを発行することもできますが、現金化にはバーチャルカードでも充分対応できます。
PayPayの現金化に対応した現金化業者に依頼
バーチャルカードが発行されると、通常のクレジットカードと同様に16桁のカード番号、有効期限、セキュリティコードが発行されます。
このカード情報をもとに、専門の現金化業者へ現金化を依頼しましょう。
現金化業者とは、クレジットカードのショッピング枠を現金に換えるサービスをおこなっている業者のことです。
クレジットカードだけでなく、あと払い決済アプリなどにも対応しています。
ただし、現時点ではPayPayの現金化に対応していない業者もあるため、申込み前にPayPayに対応しているかどうかを必ず確認してください。
PayPay(ペイペイ)マネー以外の現金化方法は?
先述したとおり、現金化(出金)できるのはPayPayマネーのみです。
通常、PayPayマネーライト、PayPayポイント、PayPayボーナスライトは現金に換えることができません。
しかし現金化を希望する方のなかには、PayPayマネー以外の残高を現金化したいという方も多いでしょう。
そういった場合には、残高を使ってギフト券や高額商品など換金性の高い商品を購入して、リサイクルショップや金券ショップなどで自分で売却するといった方法で現金化が可能となります。
業者を通さず手数料がかからない反面、手間と労力がかかるのが難点です。
また、後述するように、アカウントの利用停止のリスクが高い方法でもあるためおすすめしません。
違法?PayPayあと払い現金化に関する逮捕事例は?
PayPayあと払いを使った現金化方法について違法なのでは?と不安に思う方も多いでしょう。
現金化行為は極めてグレーゾーンではありますが、法律違反ではありません。
ただし、PayPayの利用規約違反にはあたるため、現金化がバレればアカウントが停止される可能性があります。
PayPayから指摘を受けることは稀ではありますが、安全を期すためにも、現金化する場合は専門業者を利用したほうがより安全と言えるでしょう。
PayPay(ペイペイ)あと払い現金化に関するQ&A
最後に、PayPayあと払いの現金化に関してよく寄せられる質問を紹介していきます。
初めて現金化をするという方は、よくチェックしておいてください。
PayPay現金化の代行業者は違法業者ですか?
たいていの場合は違法業者ではありません。
一定のルールに則って現金化しているので、法律違反も犯しておらず、安全に利用できる業者です。
ただし、極稀にルールを無視した一部違法業者が逮捕される事例があります。
こういった事業者は出資法や貸金業法に違反する範囲でビジネスをおこなっていたため、摘発された模様です。
ゆえに、一般の現金化業者の利用は問題ありません。
自分で現金化したい場合はどうすれば良い?
専門業者を通さずに自分で現金化を完結させたい場合、残高を使ってギフト券や換金性の高い商品を購入して、リサイクルショップや金券ショップなどで自分で売却することで現金化が可能です。
手数料がかからない反面、手間と労力がかかる方法となります。
銀行口座なしでもPayPayを現金化できますか?
PayPayの出金は銀行口座がなくてはできません。
PayPay銀行以外の口座へ入金する場合、100円の手数料がかかります。
また、振込完了までの時間が短い(即時入金)こともあり、PayPay銀行の口座開設がおすすめです。
まとめ:PayPay(ペイペイ)現金化は即日で可能
PayPayの残高は自身の銀行口座へ即日出金することができます。
PayPayアプリから出金手続きをするだけで、最短で即時入金、最長でも4営業日後には現金化が可能です。
ただし、出金できるのはPayPayマネーのみとなり、PayPayマネーライトやPayPayボーナスライトは現金化できないので注意してください。
また、PayPayあと払いを使って即日現金化することも可能です。
自分でおこなうのは手間とリスクを伴うため、必ず現金化専門業者を利用するようにしましょう。