ここでは音楽で稼ぐ方法をいくつか紹介します。
音楽が好きな方でも本業ではなく、副業として楽しんでいる方もいるでしょう。
「オーディションを片っ端から受けてメジャーデビューを目指す」という事ではなく身近にある方法で、音楽で収入が得られる方法を紹介します。
ただ、実践しても報酬が得られないというケースもあることを理解した上で実践してみてください。
音楽を副業にして稼ぐにはどうればいい?
音楽を副業として稼ぐ場合、大きく分けて3つの方法があります。
- ライブやイベントなどに参加し、演奏して稼ぐ
- 作曲や編曲、DTMで稼ぐ
- 講師として演奏して稼ぐ
時折、求人サイトでバックコーラスを募集していたり、サポートメンバーを募集しているケースがあります。
もちろん収入はそのイベントや規模によって異なります。
また長期的な演奏というわけではなく、単発のケースが多いです。
自分で作った曲を、ネットを通じて販売する方法もあります。
ただ中々知名度がないと口コミなどで話題にならない限り、報酬につながりにくいのが現状です。
一番安定しているのは講師でしょう。
講師は単発ではなく、レッスンを受けたいという人がいる限り、安定的に仕事が発生します。
音楽を副業にして稼ぐ具体的な方法6選。稼ぎの目安も紹介
実践出来る具体的な方法を6つ紹介しましょう。
- 依頼を受けて演奏で稼ぐ
- 仮歌・バックコーラスのアルバイトで稼ぐ
- クラウドソーシングで依頼を受けて作曲・編曲
- 自分で作った曲を配信して稼ぐ(iTunes、Amazon Prime Musicなど)
- 音楽教室で講師をする
- YouTubeで広告収入を得る
依頼を受けて演奏で稼ぐ
求人サイトで「演奏者」、「サポートメンバー」などと検索すると幾つか案件が出てきます。
ただ、必ずしも自分の得意とする楽器だけではないでしょう。
チェロ、ドラム、三味線、ハープ、ギターなど様々な募集があります。
一公演、そのツアー限りなど、期間がある程度設定されているものが多いです。
求人数としては多くありません。
仮歌・バックコーラスのアルバイトで稼ぐ
求人サイトで「仮歌」、「バックコーラス」などと検索するといくつか案件が出てきます。
求人サイト以外にも、音楽のプロモーション会社や制作会社がホームページで募集しているケースもあります。
単発での募集が多いですが、そこで音楽的才能が認められて再び声がかかるという可能性もゼロではありません。
CDをリリースされる前に本人の代わりとして音楽制作を体験することもできます。
クラウドソーシングで依頼を受けて作曲・編曲
クラウドソーシング系のサービス(クラウドワークスやランサーズなど)に作曲や編曲の募集をしているケースがあります。
例えば、クラウドワークスには「音楽、音響、BGM」という募集項目があり、そこで声優やナレーション、作曲、編曲、BGM作成などの募集をしています。
- クラウドワークス
具体的にどの曲の編曲をしてほしい、1曲につき報酬はいくらなどと記載されているものがあります。
求人数としては多くありませんが、具体的な作業や報酬がわかりやすく表示されているので、依頼を受けやすくなっています。
自分で作った曲を配信して稼ぐ(iTunes、Amazon Prime Musicなど)
実際に自分が作った曲をiTunesやAmazon Prime Musicなどで配信販売する事も可能です。
ただ、直接iTunes Storeなどに依頼するのではなく、仲介業者を利用するケースが大半です。
申し込んでから2日ほどの審査期間が掛かります。
また無料で利用できるわけではなく、それぞれ手数料もかかります。
iTunes Storeの場合1年契約、3年契約などがあります。
iTunesで1曲販売する場合は150円、200円、250円が多いですね。
そこから手数料を引くと、約100円程度です。
年間手数料が数千円になるので、1曲、2曲ダウンロードされただけではむしろ赤字となってしまいます。
音楽教室で講師をする
講師は安定的に稼げる音楽の仕事です。
講師の募集を見ると「初心者歓迎」といった文字も多いですが、やはり指導経験に長けていて、音楽のスキルがあるに越したことはありません。
また人とのコミュニケーションが大事なので、そういったものも採用項目に入ってくるでしょう。
1レースにつき数千円から数万円程度の報酬に定められているケースもありますし、時給制になっていることもあります。
時給の場合は1,200円から2,000円程度が多いです。
YouTubeで広告収入を得る
気軽にできる方法として自分の演奏、あるいは歌声をYouTubeに載せて、広告収入を得る方法もあります。
有名なミュージシャンの曲をカバーするなどして、アップしている人も多いですね。
ただ、YouTubeは1再生あたり1円未満(0.1円から0.3円程度)といわれています。
つまり、10回再生されてようやく1円。
1,000回で100円という計算になります。
素人がYouTubeで1,000回再生してもらうのも大変ですから、稼ぐのは至難の技です。
何か話題になるような演奏をしたり、分かりやすいレッスン演奏をすれば、再生数が伸びる可能性があります。
まとめ:プロミュージシャンを目指す傍らでできるのがありがたい。
以上、音楽で稼ぐ方法をいくつか紹介しました。
音楽で稼ぐ場合、継続的な依頼より単発依頼になってしまう点がネックですね。
安定的に稼ぎたいなら講師がお勧めです。
爆発的な報酬を期待するならYouTubeの広告収入やiTunesなどの配信も検討してみてはいかがでしょう。
その場合はただ単にアップするだけでなく、他にはない魅力を兼ね備えた演奏が必要になってきます。