ここでは、モーニングコール代行の仕事について解説していきます。
単純に朝起きられないという人だけでなく、高齢者の方を対象に安否確認の意味合いでモーニングコール代行をお願いする人もいます。
ただの音声ではなく、実際に会話するケースが多いのがメリット。
会話は音声と違って脳を活性化させる意味合いもあり、なかなか起きれない人に人気があります。
モーニングコール代行の仕事について詳しく見ていきましょう。
モーニングコール代行とは?
モーニングコール代行は依頼者に朝電話して、起こしてあげる仕事です。
依頼者は男性の比率が多く、女性スタッフが朝起こしてあげるというケースが大半です。
ただ単に朝起きるというだけなら、今は目覚まし時計の他にスマホもありますから、特にモーニングコールの必要はないでしょう。
しかし「朝から気持ちの良い目覚め」、「高揚感を促す」という意味で、モーニングコール代行がいまだに存在します。
利用者の中には、朝起きるという目的以外に「女性と話したい」ということで依頼している方もいます。
ただ単に起こす電話ではなく、ちょっとした会話を提供しているサービスもあります。
自動音声のみの業者もありますが、それだとあまりモーニングコール代行に依頼するメリットはないので会話型が人気です。
スマホ全盛の時代にモーニングコールを求める人とは?
個人が依頼するケースが大半ですが、場合によっては会社が依頼するケースも稀にあります。
例えば、
- 絶対に遅刻させたくない業務がある
- 漫画家など在宅ワークをしている人向けに注意の意味でモーニングコールを行う
こういった用途があり、第三者が依頼してくることもあります。
その他では、高齢者の安否確認を目的として利用しているケースもあります。
「朝や日中は仕事していて、なかなか連絡が取れない」という家族に代わってモーニングコール代行をお願いするケースです。
これなら介護士などに依頼するより料金も安いですから、安否確認にはちょうど良いと考える利用者もいます。
モーニングコール代行の収入は?
モーニングコールのみで暮らしている人はなかなかいないので、収入は明らかになっていません。
便利屋がサービス業の一つとしてやっているケースもあります。
ちなみに、利用者は月額2,500円から4,000円程度となっています。
モーニングコール代行会社の従業員として対応する場合は、その内の数%を手にする程度でしょう。
つまり1回対応するだけでも100円に満たないような、非常に微々たる収入と推測されます。
モーニングコール業者3選とオペレーターの募集状況
ここでは、モーニングコール代行を行っている3つの業者を紹介します。
- エリアフレンズ
- モーニングコールどっとこむ
- モーニングコール娘
エリアフレンズ
http://www.areafriends.co.jp/recruit/
エリアフレンズば、個人と法人向けにモーニングコールサービスを提供している会社です。
毎日同じ時間にモーニングコールをする「毎日コース」や、不規則の方向けの「シフト制コース」など用意されています。
また、家族の安否確認を目的とした「家族見守りコース」もあり、モーニングコール代行ではかなり充実した会社です。
採用情報ページもありますが、現在募集はされていません。
再開されるかどうかは電話やメールで確認を取ると良いでしょう。
モーニングコールどっとこむ
モーニングコールどっとこむもモーニングコールサービスを行っている会社です。
音声ではなく、直接話をするスタッフが在籍しています。
基本的には平日のみのサービス提供ですが、オプション料金を支払えば土日祝日も対応してくれます。
こちらも採用ページはあるものの現在募集していません。
新規スタッフが必要な場合は「メールで連絡する」となっているので、希望の旨だけはメールで伝えておいても良いでしょう。
モーニングコール娘
http://hisui.on.arena.ne.jp/morning/pc/
モーニングコール娘は女性スタッフのみが在籍している会社。
他のモーニングコールサービスよりちょっと「萌え」を意識した男性向けサービスとなっています。
「優しく起こされたい」、「かわいい声で目覚めたい」という人向けのサービスです。
モーニングコールにプラスして「お話時間を延長する」といったサービスもあるため、話し相手になるようなイメージです。
こちらも現在スタッフ募集はされていません。
まとめ:人によるモーニングコールの仕事は減少傾向かも
以上、モーニングコール代行について紹介しました。
男性のお客さんを中心に需要はあると考えられますが、あまり生計を立てられるほど稼げる仕事ではないでしょう。
実際、スタッフの募集をしているところもほとんどありませんし、就きにくい仕事でもあります。