Amazonでは支払い方法にメルペイを選択できる表示がないので、利用できないと思っている方も少なくありません。
しかし、ある方法を使えば、メルペイの後払い決済であるメルペイスマート払いを利用してAmazonの支払いをすることが可能です。
当記事で紹介する方法なら、人気のAmazonギフト券もメルペイで購入することもできるので、ぜひ参考にしてみてください。
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Amazonにメルペイバーチャルカードを登録して使う
メルペイはメルカリでの買いものに使えたり、電子マネーiDやQRコード決済で支払いが可能ですが、そのままの状態ではAmazonでの買いものに使えません。
Amazonではメルペイに対応しておらず、支払い画面でメルペイを選択することができないのです。
そのため、Amazonでメルペイを利用するには、メルペイのバーチャルカードを活用する必要があります。
メルペイバーチャルカードとは、オンラインのマスターカード加盟店でクレジットカードのように使えるカードのことです。
バーチャルカードの発行には本人確認が必要となりますが、クレジットカードのようなわずらわしい審査はなく、無料ですぐに発行できます。
また、支払いはメルペイスマート払いと呼ばれる後払いのみ可能で、翌月末までの好きなタイミングでまとめて支払うことができます。
Amazonのアカウントにメルペイバーチャルカードを登録
メルペイバーチャルカードはメルカリアプリから簡単に発行可能です。
本人確認およびメルペイスマート払いの設定を終えたうえで、バーチャルカードの発行を完了させましょう。
バーチャルカードを発行すると、16桁のカード番号やカードの有効期限がアプリ内に表示されます。
Amazonでの買いもの時には、これらの情報をアカウントに登録するだけでOKです。
通常のクレジットカードやデビットカードと同様の扱いで登録をしましょう。
また、名義人は「MERPAY MEMBER」と入力してください。
ApplePayにメルペイを登録し、Suica経由でAmazonで使う
Suicaを経由してAmazonでメルペイを利用することも可能です。
「Walletアプリ（Apple Pay）」を使い、登録したモバイルSuicaにメルペイからチャージをし、Suicaからの支払いで購入をする方法です。
ただし、この方法は複雑です。
「どうしてもSuicaの残高を使い切りたい」などの事情がない方以外は、先に紹介したメルペイバーチャルカードを利用する方法をおすすめします。
まずはメルペイのiD決済を設定しましょう。
メルカリアプリの支払いタブをひらき、「その他の便利な支払い」から「iD」をタップします。
その後は説明に従って設定を進めるだけで、「Walletアプリ（Apple Pay）」にメルペイの情報が登録されてiD決済ができるようになります。
モバイルSuicaにApplePayのメルペイでチャージ
次にモバイルSuicaにメルペイからチャージをしていきます。
あらかじめ「Walletアプリ（Apple Pay）」にモバイルSuicaを登録しておいてください。
あとはWalletアプリからSuicaを選択して「チャージ」ボタンをタップし、金額と「メルペイ電子マネー」を選択するだけでチャージが完了します。
AmazonでモバイルSuicaを使って支払いを行う
最後にAmazonでモバイルSuicaを使って支払いをおこなえば完了です。
Amazonで商品をカートに入れたら、支払い方法で「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択して支払いを確定します。
その後、お支払い番号を知らせるメールが届くので、メールに従い支払い方法をSuicaを選択して手続きを済ませれば購入手続きが完了となります。
Amazonギフト券もメルペイで買える？
上記の流れでメルペイバーチャルカードなどを使用すれば、Amazonギフト券を購入することも可能です。
Amazonの他商品の購入時と同じように、カートにギフト券を入れてクレジットカード購入の手続きをすればOKです。
ただしメルペイバーチャルカードを使用してAmazonギフト券を購入すると、利用制限がかかる場合があります。
これは転売目的の購入を防止するための策です。
何度購入しても問題ない方もいれば、初回利用時から制限がかかる方もおり、その線引きは明らかになっていません。
最悪、一度の購入でアカウントの利用が制限されることがありますので、ギフト券の購入は自己責任でおこなってください。
メルカードならAmazonギフト券購入可能
バーチャルカードでAmazonギフト券を購入するのはリスクが大きいですが、メルカードであれば問題なく購入することができるためおすすめです。
メルカードはメルカリが発行しているクレジットカードです。
バーチャルカードと違って本体が存在するため、オンラインだけでなく店頭のJCB加盟店でも利用することができます。
メルカードを発行するには審査が必要となりますが、バーチャルカードよりも使い勝手が良く、メルカリを利用する人にはメリットも大きいでしょう。
Amazonでのメルペイ利用に関するQ&A
バーチャルカードやメルカードを使えばAmazonでもメルペイを利用できることがわかったかと思います。
最後に、Amazonでメルペイを使うときに生じる「よくある疑問」を紹介していきます。
代引きにQRコード決済は利用可能？
残念ながらヤマト運輸の宅急便コレクトの代引きにはメルペイのQRコード決済を利用できません。
なお、梱包資材の購入料金や一部宅急便の運賃には利用可能です。
佐川急便においても、代引きにおける電子マネーは利用不可となり、現金かクレジットカード・デビットカードの支払いのみとなります。
コンビニ払いで、QRコードやiD決済は可能？
Amazonの支払いにコンビニ払いを指定した場合、支払い方法は基本的に現金のみとなります。
メルペイのみならず、QRコードやiD決済には対応していません。
後払い、分割払い、定額払いできる？
バーチャルカードメルペイもしくはメルカードでの支払いの場合、支払い方法は後払い（メルペイスマート払い）となります。
翌月中に、自動引き落とし・コンビニ払い・メルカリの売上（メルペイ残高）のいずれかの方法で支払いを済ませます。
また別途審査がありますが、月々の定額払いに変更することも可能です。
ただし、定額払いは利用金額に対して年率15.0％の手数料がかかります。
一括支払いと比べて、総支払額が高額になりやすいためご注意ください。
まとめ：メルペイもAmazonで十分に活用できる
オンラインのマスターカード加盟店でクレジットカードのように使えるメルペイバーチャルカードを利用することで、Amazonでもメルペイを活用することができます。
Suicaを経由する方法もありますが、少し複雑なため、事情がない限りはバーチャルカードを利用するほうがスムーズです。
またAmazonギフト券を購入する際は、バーチャルカードではなく、メルカードの利用をおすすめします。
審査があるので面倒に感じるかもしれませんが、利用制限がかかるといったリスクを抑えることができるでしょう。
