2015.09.01
Googleから順位ペナルティを受けたらどうする?その対処法について
Googleは2011年6月以降、不自然なリンクが貼られているサイトの運営者に対して、警告メールを出し、被リンクを外すようにメッセージを送信しています。
ペナルティを受けてしまうと順位が大幅に下がり(圏外の100位以下)、適正な処置を行わなければ順位を元に戻すことができません。
特に、昔のSEO対策と言えば、被リンクを無駄に貼り付けて対策を行っていたため、このGoogleのペナルティに多く引っかかってしまっているユーザーは未だに多く存在します。
ペナルティを受けてしまったらもうそのサイトは終わり!と考えている人もいるようですが、そうとは限っていません。
ペナルティ解除する方法はあります。
そこで、被リンクでGoogleペナルティにかかってしまった場合の対処法をご紹介します。
Googleとのコミュニケーションの中で解除を図る
まず、大前提としてペナルティを受けてしまった場合は「Googleとよくコミュニケーションをとる必要がある」と言うことを頭に入れておいてください。
Search Console (旧Googleウェブマスターツール)上でペナルティとなっている原因を一つ一つクリアにしていくことが元の検索順位に戻す一番の方法です。
ペナルティには手動ペナルティと呼ばれるものがあります。
Googleは通常、クローラーと呼ばれるロボットがサイトを巡回し過剰なSEO対策を行っていないか見回っています。
しかし、手動ペナルティはGoogleのスタッフが目視でチェックを行い、検索結果をコントロールする対応の事を指します。
Googleスタッフが目視でペナルティを貸しているため、Search Console 上でコミュニケーションを取らなければ解除ができないようになっています。
大幅順位下落は、レポート提出で対応
解除手順としてはまず、「どのキーワード」が「いつから」順位が大幅に落ちてしまっているのかを調査する必要があります。
無料の調査ツールもありますが、SEO対策を行っている業者であれば検索順位をすぐに出すツールなどを使っているかと思います。
大幅に順位が落ちてしまった現象は、例えば検索順位が平均3位だったものが圏外(100以下)となっているものを指します。
これは明らかにGoogleの手動ペナルティに当たります。
多くの原因は外部リンクが要因として上げられますので、Search Consoleでメッセージが届いていれば、そのメッセージに対して、どの外部リンクを外したというような形でレポートを提出します。
レポートを提出すると早ければ1週間ほどで返信が返ってきます。遅い場合は3週間程度かかりますので、少し気長に待ちましょう。
それでペナルティ解除されていれば良いですが、されていない場合はこの作業を繰り返していくことになります。
基本的にGoogleも人が作ったものですので根気よくやりとりを行っていれば、問題なく対処することができますので、諦めずに処置を行ってください。