2017.05.11
集客と一緒に販売力を高める。コンバージョンの高いサイト作りとは?
サイトを作る上で最も重要なことは目的を明確にすることです。
例えば、目的が集客とするのであれば、PVをコンバージョンにする必要があります。
さらに、実売や問合せ数を増やしたいという目的であれば、メール問合せ、電話での問合せをコンバージョンにする必要があります。
しかし、ここで集客と問合せ両方を高めるにはどのようにすれば良いのかと実際の方法はなかなか明確に見つけることは難しいことです。
そこで、実践して欲しいのは「スプリットテスト」です。
スプリットテストとは簡単に言うと、Aパターン、Bパターンの違うページやデザインを比較して、最も反応の高い方を選択するというサイトの改善方法です。
またの名はA/Bテストともいいます。効果検証を行い、最適なサイトに作り上げていきます。具体的にどのような手順で進めていくのかをまとめました。
スプリットテストで必要な4つのチェックポイント
実施するポイントとしては以下の4つに注意します。
- 変更を加えるのを1ヶ所にする
- オリジナルページを正規化する
- テスト終了後にリダイレクトする
- サンプル数が少ない場合は検定で有意差を判断する
変更を加えるのを1ヶ所にする
スプリットテストを行う際に2パターンのページを作成する際に、変更点を1ヶ所にしましょう。
理由としては大きく内容の異なるページでスプリットテストを行っても、どの部分の効果があったのか、また、改善を行わなければならないのかが判断しづらいものとなってしまうからです。
要素は様々ありますが、焦らず少しずつ改善していきましょう。
オリジナルページを正規化する
複数のページでテストを行う場合(ランディングページなど)オリジナルページとほぼ似通った内容で複製されてしまうため、SEOの事を考えると重複しないように注意しましょう。
テスト終了後にリダイレクトする
複数のURLを用いてテストを行う場合は、テストが終了し1つのページに絞った際にリダイレクト処理を忘れないようにしましょう。
テスト期間中に訪れたユーザーをしっかりと逃さいないようにするのが狙いです。
サンプル数が少ない場合は検定で有意差を判断する
検定を行う理由としては、結果が偶然なのか必然なのかを判断するためです。
試した期間、回数が少ない場合などは検定を行い、結果が正しいのかどうか判断するとよいでしょう。
まとめ:テストと検証を繰り返すことがで成功が見えてくる
上記4つのポイントに注意しPDCAを回していきます。
スプリットテストは万能なものではありませんが、ユーザーのニーズをキャッチするには最適な方法だと言えます。
少しずつ改善を行い、目的を達成できるサイト作りを行っていきましょう。
2016.03.03
SEOに動画を使う。Youtubeを活用したアクセスアップの方法とは?
現代のSEO対策のトレンドとしては外部SEO対策よりも内部SEO対策です。
内部って何?という方は、こちらの記事で解説しております。
SEO内部対策の基本。タイトル、ディスクリプションを効果的に決める
内部対策を確実に実施すれば、検索順位が上位にきやくすなるという傾向が現れています。
その中の一つとして注目されているのが動画を使ったSEO対策です。
動画のSEO対策は内部対策だけではなく、外部対策としても有効になります。
動画といえばすぐに思いつくのがYou tubeやニコニコ動画などだと思いますが、今回はYou tubeにフォーカスを当ててまとめてみました。
動画のSEO効果。滞在時間とコンテンツの向上
そもそも、なぜ動画がSEOに効果的かというと下記のようなことが上げられます。
- 動画を用いることでサイトの滞在時間が長くなる
- You tubeは特にタイトルやディスクリプションなどの設定ができるため、有効なコンテンツかどうかの判断をGoogleの検索エンジンがしやすい
- 質の高い(ここでの質とは動画の閲覧回数)動画をコンテンツとして扱うことで有効なコンテンツとみなされやすくなる
上記のような内容から内部SEO対策には有効的であると考えられます。
その次に、外部SEO対策として有効である理由としては、閲覧回数の多い動画を作成し自身のサイトにリンクを貼ることで、効果的な被リンクを受けることになります。
すなわち、これが外部SEO対策となります。
Google等検索エンジンで検索した場合、You tubeの動画が検索で引っかかってくることが最近では多くなっています。
場合によっては、1位~10位までの間に2サイトくらいが動画である場合もあります。
それだけ動画がSEOに強いということを証明しています。
Googleの中でも優先順位が高い項目としてYou tubeが上がってきているため、SEO対策でも効果的であると考えられます。
ただ、ヤフーの場合は検索結果に動画が表示されることはあまりないのです。
理由としてはGoogleがYou tubeを買収したことに起因します。
ただ、今後はヤフーもGoogleと同じアルゴリズムでサイトを評価していますので、Yahooの対策としても有効になってくるだろうと予測できます。
動画活用のコツは、サイトコンテンツと動画内容をマッチさせること
動画作成の注意点としてはサイトの内容と関連性のある動画を活用することです。
例えば猫の動画やゴシップネタなどは動画の種類としては人気があります。
しかし、全く関係の無い動画からのリンクはあまり効果がありませんのでご注意ください。
このように、色々と理由は考えられますが、SEO対策の根本的な考え方として、コンテンツのリッチ化をすることが求められますので、動画を有効活用することにより、SEO対策として大きな役割を果たすでしょう。
2015.10.27
サテライトサイトを作る。ペナルティリスクを避けた、安全な外部SEO対策とは?
サテライトとは、英語で「衛星」を意味するものです。
収益を上げる、メインとなるサイトが惑星だとしたら、その周りでメインサイトを支える存在として活躍することから「サテライトサイト」と呼ばれるようになりました。
サテライトサイトの考え方は従来「リンクを張り流入を増やすため」や「リンクを数多く持たせるため」というように、とにかく数を増やしてリンクを稼ぐということが行われていました。
ひどいサイトでは数百というリンクだけを詰め込んだサイトも今でも存在位します。
もちろん、こういった、過度にSEO対策を行っていると判断をされるような外部SEO対策はGoogleペナルティを受ける要因となりえます。
そこで、どういったサテライトサイトを作ると良いのか、ポイントをまとめました。
コンテンツに価値を持たせる
Googleは誘導の為に作られたページは違反としていますが、サテライトサイト自体にコンテンツとしての価値を持たせてしまえばもちろん違反にはなりません。
つまり本サイト並みにユーザーにとって価値あるコンテンツを作りサイト運営を行えば、それ自体に単体として大きな価値が生まれます。
なのでSEO対策用の誘導サイトであると判断されず、また、本サイトへ流れるアクセスも非常に質のいいものになっていきます。
では、どのような形でサテライトサイトに価値を持たせて行けばよいのでしょうか。
コンテンツ重視のサテライトサイトを作る
まず、意識することは「本サイトで対応しきれなかったSEOのキーワードでサテライトサイトを作成する」ことです。
ポイントとしては共起語を意識した作りにするとよいでしょう。
共起語とは特定のキーワードに関連するキーワードのことです。
関連しているサイトからのリンクであればSEO対策としても有効になりますし、そのサテライトサイト自体も有効なものになり、集客が出来ると相乗効果を得ることが出来るでしょう。
もう一つのポイントとしては、本サイトのテーマよりもサテライトサイトの方は深掘りした内容にするよいです。
理由としては、深掘りすることにより専門性が上がり、自然に質のよいリンクを供給することが可能になるからです。
さらに、サテライトから本サイトへのリンクは一方通行の方がよいです。相互リンクでも構いませんが、サイトパワーが分散してしまい、思ったように効果が出づらくなるというリスクがあります。
上記のような点に注意しサテライトサイトを作成することによって、質のいいアクセスが本サイトへ流れてくると同時に、時間が経つたびに本サイトの順位が上昇し始めます。
現在、外部SEO対策よりも内部SEO対策のほうが優先度は高くなりますので、内部SEO対策が万全となった後に、外部SEO対策に取り掛かるとよいでしょう。
尚、サテライトサイト作成にオールドメイン(中古ドメイン)を使うのには賛否があります。
現在でも、一部で効果は認められますが、Googleからペナルティを受ける可能性もありますので、万全を期すなら、使用しないほうが無難です。
2015.09.30
hタグの使い方。検索順位を上げるための正しい活用法
hタグをうまく使っているサイトって意外と少なく、SEOでも優先順位としては低いとされています。
しかし、hタグを適切に記述することで、SEOにも影響を与えるものになりますので、正しい活用方法をご紹介します。
そもそも、hタグとはなにかと言うと、サイトの見出し部分について記述するHTMLのコードの一種です。
インターネット上に存在するウェブサイトのほとんどは「HTML」というコードで記述されています。
このHTMLをGoogleのクローラーが読み取り、サイトがどういった内容のコンテンツなのかを判断します。
その判断材料として、title、meta deion、key worldなどがSEO対策として重要です。
その中の項目でhタグというコードがあります。
hタグとはトピックスに対して「見出し」をつけるコードになります。
コンテンツの内容をより分かりやすく伝えるためにhタグを用いて整理しながら構築していきます。
ユーザーにとってはもちろんですが、検索エンジンにとっても、内容がより分かりやすく整理されている方が高評価をつけやすくなるためhタグを適切に使うことが大切となってきます。
hタグ利用上の注意点
hタグを利用する上で以下の2点に気をつけて配置してください。
1.hタグの中身を記述する
hタグの中身については検索エンジンも評価しているため、慎重に設定をする必要があります。無駄なキーワードの詰め込みや、フレーズの意味がわかりづらくなることは避けましょう。
2.hタグの体裁を整える
hタグを設定するとブラウザにそのまま表示される事になります。そのままだと、フォントが合わなかったり、カラーが合っていないことがよくありますのでその場合は修正してください。
上記の点に注意しながらhタグを配置していきます。
Googleの基本概念として「ユーザーが求めている情報をより早く届ける」とあります。Googleからサイトを適正に評価してもらうために、より情報が伝わりやすいようhタグを用いて整理を行っていくとよいでしょう。
整理というのは、通常、Hタグはサイトの上からH1,H2,H3と数字が小さくなっていくので、逆行して、下の方にあるコンテンツにH2やH1を使うということがないようには注意しないといけません。
ユーザーにもGoogleにも分かりやすく、有益な情報であると評価されることにより、SEO対策を行う意味があると思いますので、一つ一つきっちりと記述していくことが重要なであると考えられます。
2015.09.17
SEO内部対策の基本。タイトル、ディスクリプションを効果的に決める
SEO内部対策と言えばサイトタイトルとディスクリプションが代表的です。
ディスクリプションというのは、普段は見えないですが、検索結果でサイトタイトルの下に表示され、クリックしたくなるかどうかを左右する重要なものです。
どのようにタイトルとディスクリプションを決めれば良いのかわからない方って結構多いと思います。
例えば、キーワードを多く入れていれば良いやサブページも全て同じ文言を入れてしまっているなど、重要とはわかっていながら、なかなか手が付けられていないのが現状の方も多いのではないでしょうか。
そこで、どのような点に注意してタイトルとディスクリプションを決定していけば良いのか説明をしていきます。
検索対策とユニークさを併せ持つ内容にするのがコツ
まず、トップページのタイトルの決め方についてですが以下の点に注意します。
- キーワードは2個以内にする
- 文字数は全角32文字以下に抑える
- 同じキーワードの使用回数は必ず2回まで
- ユニークなタイトルにする
ユニークなタイトルである方がクリックもされやすくなるからです。
現実に、サイトタイトルが魅力あるものですと、仮に検索順位が4位でも、1位のサイトより、多くクリックされる場合もあります。
20文字以上設定すると「・・・」となってしまいユーザーに意図が伝わりづらいことと、あまり検索エンジンにも好まれません。
その次に、サブページ(個別ページ)のタイトルの決め方の注意点は
- キーワードは5個以内に抑える
- 文字数はこだわらずに書く
- 他のページと同じタイトルにしない
- ブランディングのためにサイト名を記載する
サブページはページの内容をわかりやすく書くことがポイントです。
よって、トップページでは文字数を意識しなければなりませんが、わかりやすさを重視し、ユーザーの目に留まるタイトルになるように意識した方がよいです。
また、サブページにしかないキーワードを盛り込むことで、そのページが検索されやすくなり、トップページからは拾えないアクセスを呼びこむこともできます。
SEOを確実に。しかし、検索者の目を引く内容で
次にディスクリプションについての注意点は
- テキスト数を120文字以内に抑える
- 無駄にキーワードを詰め込み過ぎない
- 他のページと同じ文になることを避ける
- 説明したい内容を明確に表記する
ディスクリプションもタイトルと同様長い説明文になってしまうと「・・・」と表示されてしまうため好ましくありません。
また、キーワードを多く詰め込みすぎてしまうとGoogleのアルゴリズムに引っかかってしまう可能性があるので注意しましよう。
しかし、全ページディスクリプションをオリジナルで考えるのは難しいと思いますので、コツとしては言い回しを変えて作成すると良いです。
Googleはあくまで機械ですので、機械相手にうまく読み取ってもらえるように意識するとSEOにも効果的でしょう。
ディスクリプションはSEOにこだわるのもいいですが、サイトタイトル32文字では、表現しきれない貴方のサイトの魅力を伝える部分でもあります。
表現豊かに、検索者の目を引くことも忘れずに設定したいものです。
2015.09.01
Googleから順位ペナルティを受けたらどうする?その対処法について
Googleは2011年6月以降、不自然なリンクが貼られているサイトの運営者に対して、警告メールを出し、被リンクを外すようにメッセージを送信しています。
ペナルティを受けてしまうと順位が大幅に下がり(圏外の100位以下)、適正な処置を行わなければ順位を元に戻すことができません。
特に、昔のSEO対策と言えば、被リンクを無駄に貼り付けて対策を行っていたため、このGoogleのペナルティに多く引っかかってしまっているユーザーは未だに多く存在します。
ペナルティを受けてしまったらもうそのサイトは終わり!と考えている人もいるようですが、そうとは限っていません。
ペナルティ解除する方法はあります。
そこで、被リンクでGoogleペナルティにかかってしまった場合の対処法をご紹介します。
Googleとのコミュニケーションの中で解除を図る
まず、大前提としてペナルティを受けてしまった場合は「Googleとよくコミュニケーションをとる必要がある」と言うことを頭に入れておいてください。
Search Console (旧Googleウェブマスターツール)上でペナルティとなっている原因を一つ一つクリアにしていくことが元の検索順位に戻す一番の方法です。
ペナルティには手動ペナルティと呼ばれるものがあります。
Googleは通常、クローラーと呼ばれるロボットがサイトを巡回し過剰なSEO対策を行っていないか見回っています。
しかし、手動ペナルティはGoogleのスタッフが目視でチェックを行い、検索結果をコントロールする対応の事を指します。
Googleスタッフが目視でペナルティを貸しているため、Search Console 上でコミュニケーションを取らなければ解除ができないようになっています。
大幅順位下落は、レポート提出で対応
解除手順としてはまず、「どのキーワード」が「いつから」順位が大幅に落ちてしまっているのかを調査する必要があります。
無料の調査ツールもありますが、SEO対策を行っている業者であれば検索順位をすぐに出すツールなどを使っているかと思います。
大幅に順位が落ちてしまった現象は、例えば検索順位が平均3位だったものが圏外(100以下)となっているものを指します。
これは明らかにGoogleの手動ペナルティに当たります。
多くの原因は外部リンクが要因として上げられますので、Search Consoleでメッセージが届いていれば、そのメッセージに対して、どの外部リンクを外したというような形でレポートを提出します。
レポートを提出すると早ければ1週間ほどで返信が返ってきます。遅い場合は3週間程度かかりますので、少し気長に待ちましょう。
それでペナルティ解除されていれば良いですが、されていない場合はこの作業を繰り返していくことになります。
基本的にGoogleも人が作ったものですので根気よくやりとりを行っていれば、問題なく対処することができますので、諦めずに処置を行ってください。
2015.08.24
ソーシャルSEOは、SNSでの評価がどのようにSEOに有利に働くか?
ソーシャルSEOとはSNS(Face bookやTwitter)を利用してSEO対策を行うことです。
ソーシャルメディアを通じて、口コミ(バイラル)で伝わることから、バイラルSEOと呼ばれることもあり、昨今、SEO対策にも大きな役割を果たしている話題になっています。
今や、SNSの声が世間にも大きな影響を与えているのは言うまでもありません。
そこまで、影響力があるSNSですので、検索順位の項目にも大きな影響を与えています。
なぜ、SEO対策に有利に働くかについて3つの理由が考えられます。
SNSがSEOに有利に働く3つの要素
1つ目は利用者の多さです。
先ほど述べたように、特にFace bookやTwitterについては、公開ブログ数に匹敵するほど利用者が増加しています。
2つ目は情報の信頼性判断が容易な事です。
検索エンジンはサイトの情報が有効であるかどうかの判断を行っています。
Googleは独自で検索エンジンのアルゴリズムを構築しており、ほとんど全ての評価を機会的に行えるようにシステムが組まれています。
そのアルゴリズムを解析をして対策を行うのがSEO対策ですが、抜け道を見つけて不正にSEO対策が行われないようにすることは非常に困難です。
そこで、検索順位の決定を行う上でユーザーが自分の意志でシェアを行っているSNSサイトは信頼性が高く、サイト評価を行う上で非常に有効な項目として上げられています。
3つ目は情報共有頻度の高さです。
SNSが情報発信を容易にさせています。
もともと個人サイトやブログなどを用いて定期的に情報発信することは、ある程度ハードルが高かったため、共有される情報母数が少なくなってしまうというのが、かつての状況でした。
しかし、ソーシャルメディアの情報発信容易さにより、共有される情報量が圧倒的に増えたことが、Googleが信頼性が高いと判断した理由の一つに上げられます。
今まで情報発信源は一部の人間のものだったものが、かなり多くのユーザーに情報発信が出来るツールとなったからです。
元々の評価基準に「信頼性の高いサイトからの被リンクは検索順位に大きな影響を与える」ことからSNSが有効なSEO対策になると想像がつくと思います。
つまりかなり広範囲な人間からの評価データを集めることが可能になり、情報数が増えれば精度も増すため、SNSが重要であると位置づけられています。
このように、SNSの活用が検索順位に大きな影響を与えるともに、今後、SNSでどれだけ共有(情報発信)がされているかということがSEO対策のキーポイントになることでしょう。
2015.08.18
URLの正規化で無駄のないSEOをする。正規化の意味とその方法について
URL正規化と聞いたことの無い方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、URL正規化がされていない状況というのは、Googleでは同じコンテンツが複数存在することをよしとしていないのですが、意図せず同じコンテンツが複数存在する状況を作ってしまうことがあります。
その状況を無くすための方法としてURLの正規化を行う必要があります。
同じコンテンツが複数存在してしまうよくやりがちなパターンとしては「wwwがあり、なし」や「/index.htmlが付いている、付いていない」などが多くあります。
Googleの検索エンジンではURLとコンテンツの内容を一致させて見ているため、先ほど述べた内容のものがwebに上がってしまっていると、URLが異なるのに、コンテンツの中身が同じという状況と判断されてしまいSEO的には不利な状況を作ってしまいます。
そこで、URLの正規化を行い、「正しいURLはこっちですよ」と言うことをGoogleに示す必要があります。
それではどのようにURLを正規化するのか。一番ポピュラーな方法をお伝えします。
SearchConsoleで、使用するドメインを設定する
※この方法は事前にSearch Console(旧:Googleウェブマスターツール)に登録をしておく必要があります。
専門知識が少ない方でも比較的簡単に設定が出来る方法ですのでお試し頂ければと思います。
まず、Search Consoleで正規化したいサイトを選択します。
左カラムのカテゴリから「設定」→「設定」と選択すると、「地域ターゲット」「使用するドメイン」「クロール速度」の3つの項目を設定することができます。
この中で「使用するドメイン」を正規化したいURLを選択し保存します。
このように、Googleに「どのURLがメインになるのか」を示すことが、URL正規化となります。
上記で述べたように操作方法は、非常に簡単にURLの正規化が可能です。
この正規化を行えていないとSEO対策を行っても効果が出づらくなり、コンテンツを増やす度に無意識にSEO対策の足を引っ張っている状況を作り出す事となります。
なのでまだ設定が出来ていない方は早めにすることをおすすめします。
今、ご紹介した方法以外にもやり方はありますので、自分に合った方法を見つけて頂き、SEO対策を行って頂ければと思います。
2015.08.04
ロングテールSEOの重要性。小さなアクセスをたくさん集めるには?
このブログを御覧頂いてる人の中には、SEOを頑張ている人も多いかと思います。
「頑張る」という典型例は、ひとつのキーワードで順位を上げる方法になります。
中でも、ビッグキーワードと呼ばれる単体キーワード(「脱毛サロン」、「住宅ローン」、「ウォーターサーバー」など1語で構成されるキーワード)でのみ上位表示されるように対策を取っていないでしょうか?
実は、ビッグキーワードで上位表示が成功しても思った以上に流入数(PV)が稼げないということが多くあります。
実際に、オーガニック検索で訪れるユーザーの内20%がビッグキーワード、80%が2個以上の複数キーワードで検索を行っているユーザーになります。
複数キーワードでのSEO対策を、ロングテールSEOといいます。
動物のしっぽのように、アクセス数は少なくなっていくものの、検索キーワードの種類が多く、グラフ表示すると、細長く見えることからこう呼ばれています。
このような傾向から、ロングテールSEOで成功するとコンバージョンが非常に高まり、効果的なサイトとなります。
しかし、そう簡単にロングテールSEOが成功するわけではありません。
訪問者にとって有益なコンテンツを増やし、各コンテンツをニッチな検索キーワードを想定して最適化する事など細かい努力の積み重ねで大きなものにしていき、安定的な集客を確保する為にロングテールSEOが効果を現していきます。
ロングテールSEO対策のメリットは下記のようなことが上げられます。
- 競合が少ない為、ビッグワードよりは簡単に集客へ結びつける事ができます。
- 多くのページで実施する事で安定的な集客を確保できます。
ロングテールSEOの実際。どう対策すればよいか?
ではどのように対策を行っていけばよいのでしょう。
SEO対策は本来、複数のキーワードを用いて対策を行います。
全てのページで関連する複合キーワードを用いてSEO対策を行うことで威力を発揮します。
100ページあるサイトであれば、全てのページでSEO対策を行う必要があります。
ここで課題となってくるのがロングテールSEO対策を行う際に、どういったワードで対策を行えばよいのかということがあげられると思います。
そこで、便利なツールがGoogle Adwords「キーワードプランナー」という機能を使って選定していくとよいでしょう。
https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner
キーワードプランナーでは対象のビッグキーワードを入力すると複数の複合キーワードが表示され、月間の検索ボリュームを確認することができます。
数十個、数百個キーワードを自分の頭だけで考えるには限界があるので、こういったツールを使いながら、コンテンツづくりをすれば、スムースに運びます。
複合キーワードを選定する際はビッグワードを軸にして考え、検索ボリュームをもとにコンテンツを作っていきましょう。
このように、ロングテールSEO対策をコツコツと行っていくことにより、一番あげたいキーワードのビッグキーワードの上位表示を狙うことが可能となってきます。
2015.07.28
スマホサイトの適切な設定。スマホ検索で順位を落とさないために
2015年4月21日よりスマートフォン利用に最適化されたサイトが「モバイルでの」検索結果で優遇されやすくなるように変更されるようになりました。
簡単に言うとスマホでアクセスした際にスマホで見やすいサイトになっていると検索順位が上位に表示される可能性が高まるということです。
逆に言うと、今後、スマホ対策をしていないと検索順位が下がり、アクセスが落ちる可能性が出てきます。
導入された当初は、さほど影響はありませんでしたが。
しかし、確かに現在は、特定のキーワードで検索した場合、パソコンで見ると1ページ目に表示されているのに、スマホで見ると2ページ目にいるということは多々有ります。
ひょっとすると、今後PCとスマホの検索順位がさらに大きく違ってくるといった現象が起きてくるかもしれません。
そこで、スマホ対策をどのように行えばよいのかをまとめていきます。
まずはモバイルフレンドリーチェックから
Googleが無料で提供しているサービスで、自身のサイトのURLをモバイルフレンドリーのサイトで検索をかけると、スマホ画面に適正化されているサイトであるかどうか診断してくれます。
簡単に言うとスマートフォン向けのサイトが用意されている、もしくは、レスポンシブルデザインにてサイトが構築されていれば問題が無いことがわかります。
エラーで出る内容としては下記のような内容が上げられます。
- テキストが小さすぎて読めない
- リンク同士が近すぎる
- コンテンツの幅が画面を超えている
詳しくは下記のサイトより確認をしてみてください。
http://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja
また、PCサイトで動画を利用すると検索順位に影響があることは知られていると思いますが、スマホになるとここが落とし穴になる可能性があります。
ユーザーがスマホで動画を閲覧しようとした際にうまく再生ができない場合は、Googleからはマイナス評価を受ける可能性が高まります。
要するに、スマホに適性でないコンテンツが含まれると判断されるからです。
こういったことからスマホ対策は今後重要度が高まってくると考えられます。
費用対効果を考えて、慎重なスマホ対策を
ここまでGoogleがスマホ対策を強化した理由としては、皆さんお気づきかとは思いますが、近年のスマホユーザーの爆発的な増加に起因します。
もちろん、デスクトップ利用ユーザーには直接的には関係ないのでPCでの検索ランキングにはかかわりません。
ただし、スマホ検索の順位が低いことによって、閲覧数が下がりそのことで、PCサイトの順位にも影響しないとも限りません。
スマホユーザーは今後も増えていくことは、容易に考えられますので、Googleは更にスマホ対策に乗り出すでしょう。
スマホ対策を行っていないと検索順位に大きく影響する時代となっていますので、コストのことも考えながらになりますが、対策を行っていかなければなりません。