2017.05.11
集客と一緒に販売力を高める。コンバージョンの高いサイト作りとは?
サイトを作る上で最も重要なことは目的を明確にすることです。
例えば、目的が集客とするのであれば、PVをコンバージョンにする必要があります。
さらに、実売や問合せ数を増やしたいという目的であれば、メール問合せ、電話での問合せをコンバージョンにする必要があります。
しかし、ここで集客と問合せ両方を高めるにはどのようにすれば良いのかと実際の方法はなかなか明確に見つけることは難しいことです。
そこで、実践して欲しいのは「スプリットテスト」です。
スプリットテストとは簡単に言うと、Aパターン、Bパターンの違うページやデザインを比較して、最も反応の高い方を選択するというサイトの改善方法です。
またの名はA/Bテストともいいます。効果検証を行い、最適なサイトに作り上げていきます。具体的にどのような手順で進めていくのかをまとめました。
スプリットテストで必要な4つのチェックポイント
実施するポイントとしては以下の4つに注意します。
- 変更を加えるのを1ヶ所にする
- オリジナルページを正規化する
- テスト終了後にリダイレクトする
- サンプル数が少ない場合は検定で有意差を判断する
変更を加えるのを1ヶ所にする
スプリットテストを行う際に2パターンのページを作成する際に、変更点を1ヶ所にしましょう。
理由としては大きく内容の異なるページでスプリットテストを行っても、どの部分の効果があったのか、また、改善を行わなければならないのかが判断しづらいものとなってしまうからです。
要素は様々ありますが、焦らず少しずつ改善していきましょう。
オリジナルページを正規化する
複数のページでテストを行う場合(ランディングページなど)オリジナルページとほぼ似通った内容で複製されてしまうため、SEOの事を考えると重複しないように注意しましょう。
テスト終了後にリダイレクトする
複数のURLを用いてテストを行う場合は、テストが終了し1つのページに絞った際にリダイレクト処理を忘れないようにしましょう。
テスト期間中に訪れたユーザーをしっかりと逃さいないようにするのが狙いです。
サンプル数が少ない場合は検定で有意差を判断する
検定を行う理由としては、結果が偶然なのか必然なのかを判断するためです。
試した期間、回数が少ない場合などは検定を行い、結果が正しいのかどうか判断するとよいでしょう。
まとめ:テストと検証を繰り返すことがで成功が見えてくる
上記4つのポイントに注意しPDCAを回していきます。
スプリットテストは万能なものではありませんが、ユーザーのニーズをキャッチするには最適な方法だと言えます。
少しずつ改善を行い、目的を達成できるサイト作りを行っていきましょう。