2015.07.28
スマホサイトの適切な設定。スマホ検索で順位を落とさないために
2015年4月21日よりスマートフォン利用に最適化されたサイトが「モバイルでの」検索結果で優遇されやすくなるように変更されるようになりました。
簡単に言うとスマホでアクセスした際にスマホで見やすいサイトになっていると検索順位が上位に表示される可能性が高まるということです。
逆に言うと、今後、スマホ対策をしていないと検索順位が下がり、アクセスが落ちる可能性が出てきます。
導入された当初は、さほど影響はありませんでしたが。
しかし、確かに現在は、特定のキーワードで検索した場合、パソコンで見ると1ページ目に表示されているのに、スマホで見ると2ページ目にいるということは多々有ります。
ひょっとすると、今後PCとスマホの検索順位がさらに大きく違ってくるといった現象が起きてくるかもしれません。
そこで、スマホ対策をどのように行えばよいのかをまとめていきます。
まずはモバイルフレンドリーチェックから
Googleが無料で提供しているサービスで、自身のサイトのURLをモバイルフレンドリーのサイトで検索をかけると、スマホ画面に適正化されているサイトであるかどうか診断してくれます。
簡単に言うとスマートフォン向けのサイトが用意されている、もしくは、レスポンシブルデザインにてサイトが構築されていれば問題が無いことがわかります。
エラーで出る内容としては下記のような内容が上げられます。
- テキストが小さすぎて読めない
- リンク同士が近すぎる
- コンテンツの幅が画面を超えている
詳しくは下記のサイトより確認をしてみてください。
http://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja
また、PCサイトで動画を利用すると検索順位に影響があることは知られていると思いますが、スマホになるとここが落とし穴になる可能性があります。
ユーザーがスマホで動画を閲覧しようとした際にうまく再生ができない場合は、Googleからはマイナス評価を受ける可能性が高まります。
要するに、スマホに適性でないコンテンツが含まれると判断されるからです。
こういったことからスマホ対策は今後重要度が高まってくると考えられます。
費用対効果を考えて、慎重なスマホ対策を
ここまでGoogleがスマホ対策を強化した理由としては、皆さんお気づきかとは思いますが、近年のスマホユーザーの爆発的な増加に起因します。
もちろん、デスクトップ利用ユーザーには直接的には関係ないのでPCでの検索ランキングにはかかわりません。
ただし、スマホ検索の順位が低いことによって、閲覧数が下がりそのことで、PCサイトの順位にも影響しないとも限りません。
スマホユーザーは今後も増えていくことは、容易に考えられますので、Googleは更にスマホ対策に乗り出すでしょう。
スマホ対策を行っていないと検索順位に大きく影響する時代となっていますので、コストのことも考えながらになりますが、対策を行っていかなければなりません。