2015.10.27
サテライトサイトを作る。ペナルティリスクを避けた、安全な外部SEO対策とは?
サテライトとは、英語で「衛星」を意味するものです。
収益を上げる、メインとなるサイトが惑星だとしたら、その周りでメインサイトを支える存在として活躍することから「サテライトサイト」と呼ばれるようになりました。
サテライトサイトの考え方は従来「リンクを張り流入を増やすため」や「リンクを数多く持たせるため」というように、とにかく数を増やしてリンクを稼ぐということが行われていました。
ひどいサイトでは数百というリンクだけを詰め込んだサイトも今でも存在位します。
もちろん、こういった、過度にSEO対策を行っていると判断をされるような外部SEO対策はGoogleペナルティを受ける要因となりえます。
そこで、どういったサテライトサイトを作ると良いのか、ポイントをまとめました。
コンテンツに価値を持たせる
Googleは誘導の為に作られたページは違反としていますが、サテライトサイト自体にコンテンツとしての価値を持たせてしまえばもちろん違反にはなりません。
つまり本サイト並みにユーザーにとって価値あるコンテンツを作りサイト運営を行えば、それ自体に単体として大きな価値が生まれます。
なのでSEO対策用の誘導サイトであると判断されず、また、本サイトへ流れるアクセスも非常に質のいいものになっていきます。
では、どのような形でサテライトサイトに価値を持たせて行けばよいのでしょうか。
コンテンツ重視のサテライトサイトを作る
まず、意識することは「本サイトで対応しきれなかったSEOのキーワードでサテライトサイトを作成する」ことです。
ポイントとしては共起語を意識した作りにするとよいでしょう。
共起語とは特定のキーワードに関連するキーワードのことです。
関連しているサイトからのリンクであればSEO対策としても有効になりますし、そのサテライトサイト自体も有効なものになり、集客が出来ると相乗効果を得ることが出来るでしょう。
もう一つのポイントとしては、本サイトのテーマよりもサテライトサイトの方は深掘りした内容にするよいです。
理由としては、深掘りすることにより専門性が上がり、自然に質のよいリンクを供給することが可能になるからです。
さらに、サテライトから本サイトへのリンクは一方通行の方がよいです。相互リンクでも構いませんが、サイトパワーが分散してしまい、思ったように効果が出づらくなるというリスクがあります。
上記のような点に注意しサテライトサイトを作成することによって、質のいいアクセスが本サイトへ流れてくると同時に、時間が経つたびに本サイトの順位が上昇し始めます。
現在、外部SEO対策よりも内部SEO対策のほうが優先度は高くなりますので、内部SEO対策が万全となった後に、外部SEO対策に取り掛かるとよいでしょう。
尚、サテライトサイト作成にオールドメイン(中古ドメイン)を使うのには賛否があります。
現在でも、一部で効果は認められますが、Googleからペナルティを受ける可能性もありますので、万全を期すなら、使用しないほうが無難です。